装甲悪鬼村正を10年振りくらいにプレイしてみる
Warning: いわゆる成人向け美少女ゲームなので性表現描写が苦手な人はタイトル検索非推奨です
2024/4/12(1)
ガンスリンガーガールの二次創作絵を描いている絵師の人を最近追っていたら、装甲悪鬼村正のプレイログをずっと垂れ流して沸き立っていた
10年以上前にプレイしたゲームなんだけど、言及されるシーン全部覚えてるぐらい好きなゲームである
当時は一条が見た目込みで最推ししてたけど、大人になった今やるとどうなんだろうと気になってきた
主人公勢の年を余裕に追い越していて悲しくなる
成人向けということで紹介するには一歩引きがちなんだけど、とにかくストーリー・世界観がよい
同じ理由でランスシリーズが好きでひつじ小屋別館をちょくちょく巡回している
過激描写が許容されるニッチな世界観ものが好きなんだと思う(ゲームオブスローンズも同じ枠に入る)
人がやってるのを見てやりたくなる法則で我慢できなくなり旧DMMでDL版を購入した
ダウンロード時間微妙に長いのでこの記事を書いて時間つぶししていた
ちょうど書いてたらダウンロード完了したのでやり始めてみる
2024/4/12(2)
あらすじは覚えてるけど細かいテキストは全く覚えてなくて新鮮な気持ちで読めて感動
第一章のミスリード具合がすごい
雄飛が主人公として今後の展開があるようにしか思えない
あの件でああなければ大鳥家のお家騒動的なストーリーがあったんだろうなあとなる
湊斗景明の罪状に「その内 尊属殺人1件」があるの全てがわかってる後だとうわ~~となる
一条登場シーンまで読んで今日は終了
やっぱり可愛いんだよな~~となる、海原エレナさんの声もめっちゃいい
というかこのタイミングで雪車町登場してたんだなとなる
六波羅とかGHQの組織周りの設定をちゃんと抑えた状態でテキスト読むと理解が早いなーとなる
三世村正も声の雰囲気とか「諒解」のちょっと優しいイントネーションが好き
2024/4/13
第一編了
聞き覚えのあるBGMとセリフがどんどん出てきて良い
鈴川はかませキャラ感がすごいけど、真改は良い劔冑だったんだなあと今見ると感じる
前の世代の村正に対して敬意を払った会話しているの良い
本編で初めての村正の戦闘シーン、最初は真改視点なのも面白いなとなる
当時劔冑視点の画面になったときに「え、これ自分で操作するやつ!?」と一瞬焦った
1章最後のシーン、何度見てもこのゲームの象徴的なシーンの1つだなあとなる
香奈枝の「目」の話もここで伏線出してきてるんだなあ
善悪相殺の話は直接的に一切出してきてないので初見だとなんでこんなことに!?と困惑しかないのでうまい引っ張り方だなあとなる
第2編
いちおう「こんじんさま」の話でゴールド右京の伏線は出してるんだけど、あの展開は想像できないだろとなる
一条の方向音痴のシーン読んで色々こみ上げてきそうになる
真後ろを振り返ることで自分が直進しているかどうかを確認する、という話がこの時点で出てきてるのすごい
ほかにも、一条の身の上話はここでしっかり出してきてて、英雄編の話に繋がるんだなあとなった
香奈枝は雄飛周りのことをほぼ勘づいている状態で景明に会話しかけてるんだろうなあと思うと新鮮な読み味がある
ふきふなの最後のシーンやっぱり悲しい
弥源太はこうなることを知らずに先に死んでしまったの地獄すぎるなーとなる
1章ではわからなかった景明の心情をここではっきり出してくるのは良いな……となる
第3編
当時も思ったけど一条が一気にデレ始めてきてキャラ全然違うだろ!(でもかわいい)となる
そうじゃない時の一条も好きだけど、イチャイチャしてる時の一条はやっぱり可愛い
しかしそれを喜びすぎると後がしんどくなるんだよな……
初見だと香奈枝が何考えているのか本当に読めないんだけど、全部わかった上で読むとちゃんとヒロインムーブしてるなあとなる
景明視点でも大鳥姓であることがもたらす意味をわかっていそうでそうだったんだなーとなっている
茶々丸が光(銀星号)と関わりあるの、CGでバレバレだけど光のビジュをあんま覚えてなくて当時気付いてなかった気がする
香奈枝側も茶々丸の存在を知っているし、ここで半蝦夷であることが示されてるんだなあ
第2編で蝦夷の髪色は白、銀、金がいると示されてるのでここでうっすら勘づくこともできる
皇路操の中の人、ダメ絶対音感ですぐわかってしまいあのしんちゃんのAAが脳内再生されてしまう
好感度ゲージ、ヒロインからの好感度じゃなくて景明視点のヒロインへの好感度なんだよな……
最初プレイした時は英雄編(一条)→復讐編(香奈枝)だったので今回は逆にして香奈枝ルートからやっていく
当時も一条好き好きで好感度上げまくってたらあの展開になり衝撃を受けた
なので一回やり直してるんだけど、そういう人は結構いる気がする
ストーリー的には香奈枝ルートから履修しても別の読み味あるよなーとは思ったりする
操は好感度ゲージによって死なない展開もあるので行方不明とぼやかしているんだろうなあと思った。生き残っても色々厳しそうではある
2024/4/14
第4編
冒頭で一条が優等生属性もあることが明かされるのなんか良いよね……となる
水着回CG最高となるんだけど、この章で景明とヒロインズの掛け合いはほぼ終わりになるという寂しさがある
とにかく邪道な美少女ゲームなんだけど、一応テンプレ展開も見せてくれる優しさがある
ルート分岐後の話がつい記憶に残りがちなんだけど、共通ルートの話もキャラの魅力がしっかり引き出されていて覚えておきたいシーン多いなとなる
所長と童心の会話一切覚えてなかった、義清ここで出てたんだな……
一条がいずれ力を持つことや、香奈枝がノブレスオブリージュを建前として闘っていることがこの章で示されているので個別ルートへの伏線めっちゃ張ってるんだなあとなった
片方のキャラが死んでる状態だとどういう台詞回しになるのか気になってきた。全く覚えていない
雪車町との戦闘シーン、1クール最終回のトリ的な立ち位置だよなとなる
景明の状況も悲惨ではあるけど、雪車町の言ってることもある意味正しいんだよなと考えさせられる
「悪鬼、殺した!」からの「俺は、俺の邪悪を信じる!」の流れ本当に好き
雪車町との会話盗聴してて香奈枝陣営はやっと完全に理解したくだりがあったんだなあ
この章も被害者多すぎて当時初見の時は心折れそうになった記憶がある
第5編
「父と思ってはいけない」のくだり、初見だとわかりづらいよなとなる
光は生まれた時点で本当の父親のことをうっすらわかっていたんだなあという前提で読むと面白い
元気だったころの光の描写、切なすぎる
光の言動からのちに明かされる夢遊病モードの光と元気だったころの光が別人格としてこの時点で示されてるんだなあとなるだなあとなる
全体的に救いがなくて悲しい章なんだけど、共通ルートの締めとしてふさわしい話ではある
復讐編進むぞ~と意気込んでたら全員生存状態にしてたことで自動的に英雄編になってしまった
香奈枝はこの時点で銀星号に倒されてしまうんだな……(あんまり覚えてなくてGHQ方面でやられるのかと思ってた)
あまりにも戦闘力がありすぎるので光の願望をかなえるには邪魔な存在であるからやられてしまったように見える
まぁ一条のかわいいシーンいっぱい見れるしいいかとなったので英雄編やっていく
英雄編
景明が一条に対して憧憬の感情を持っていると明言されるの嬉しい
一条、正統派ヒロインモードは乙女なのに英雄モードだと景明絶対殺すガールになるの人格変わりすぎておもしろい
景明と一条、どちらもやむを得ない形での親殺しを背負っているという共通点があるんですよね
初回の戦闘シーンが落ち着いたところでいったんイチャイチャモードが続くのでうれしいよ……
潜入モードの2人のキャラデザ良すぎる
かんざしあげるシーン、正統派ギャルゲーじゃんとなり笑顔(しかしこのかんざしはのちほど……)
岡部一族の骸について六波羅組初登場シーンで触れられてるけど、こんな最悪のタイミングでつなげてくるんだ……となってやばい
ピュアな恋物語やったあとにこの流れ持ち出すの鬼畜すぎてつらい
瑞陽とバルトロメオの繋がりの話完全に忘れていた、惜しいことをしたという言及あるのうれしいね
緑龍の伏線もちゃんと出してきてるんだなあ
乙女モードと英雄モードで揺れ動く一条もかわいい
「肋骨を出せるようにしておいたのだァ!!」、意味不明すぎていい
ここでまだまだ隠し技があるのがやばい
童心戦で陰儀も使ってはいるけど直接的な描写はまだぼやかしてるんですよね……
一条が自分の背負った罪を自覚したパートで今日は終了
改めてここら辺のくだり好きすぎて10年以上振りに再プレイしてよかったなと大満足
一条かわいすぎるよ~~~とオタクの気持ちになり変な脳汁出てきそうになる
2024/4/15
英雄編
事後の後に「父様の命を奪ったのだと、一条は言った」のモノローグが出てくるの物語として美しすぎる
「振り返れなかった」という話がここで出てくるのもなるほどとなるよ……
運命の出会い、そうだねとなる。そうだねとなるんだが……
今川雷蝶、政治力がなさすぎてかわいい
だけどある意味一番運が良い、運もあるしなによる実力で生き残ったとも言えるか……
吹っ切れた結果一条が英雄モード全開になってて笑う
あっけなく殺していくシーンがどんどん挟まれていくたびに違和感が生まれるのよいステップアップだなとなる
正義の執行者一条……
獅子吼が岡部父を仕留めたんだなあ
一章でぼんやりふれていた気もしつつ記憶が薄れ始めた
岡部の名前は物語冒頭で既に触れてるんですよね
大阪の件は雷蝶がやったと明言されててへ~となる
「正義」という概念がじわじわとラスボスフラグになっていくのいい
義清、名前が出なくてもCVでわかってしまう……
船の上のバカップルシーンで今日は終了
このシーン本当に可愛くて好きなんだけど、イチャイチャシーンはそろそろ見納めになる気配があった気がする……
2024/4/16
英雄編
FDのドリルの話、喫茶店の会話が初出だったのかとなる
村正と正宗の口上の対になってるの好き
英雄編の茶々丸ラスト、虎徹の名前出してるんだな~~となる
当時何もわからなくて気付けなかった
雷蝶、あっけないんだけど銀星号に傷を負わせてるわけで爪痕は残してるんですよね
銀星号との再会で今日は終了
ここから盛り上がりがやばくなってくるので緊張感がある
そして一条とのイチャイチャパートももう終わりのはず……
今更だけど攻略ヒロインのルートに進んだのにイチャイチャしなくなるってどんな美少女ゲーム?
2024/4/19
英雄編
ぼんやり覚えてたけど、光は殺すときに他者に対して敵意を持たない(一個の武人として武の法に従った)ので善悪相殺が発動しないで合ってた
光の望みによって狂気が伝染して敵味方関係なく殺しあうという状態になっている
寿限無(略)、ちゃんと全部喋ってるのうける
途中でしんどそうに喋ってるの好き
光と一条、相性悪すぎて笑う
これが正義の物語なら、肯定される闘い方なのだろうけれどそうではないので完全否定されるんですよね……
景明のモヤモヤを完全に言語化してくれる光好き
房総半島が壊滅していく……
景明の夢パート、名シーンすぎる
正宗if の話完全に忘れていた
武道脱落した後の展開、どうなるんだろう
「正義の執行者は。罪と悪を負わないのか、という事を」で終わるの良い
「道は既に、分かたれた。」
つらすぎる
これで完全にイチャイチャ展開は終わりです
「一条にも一条の、引き返せぬ道がある」
恋した女なはずなのに絶対的な思想の違いにより訣別して殺さないといけない展開のしんどすぎる、でもそれがよい
今自分が一番正義と認めた相手だからこそ善悪相殺の理に従い殺すというわけなので、特別な存在であるのは確かなのだ……
めちゃくちゃ心苦しいけど、三世村正が正妻ポジであることは確かなんだ……
でも一条と景明のイチャイチャパートが好きすぎて忘れられない
置いてかれた一条の曇り顔パートで今日は終了
2024/4/20
銀星号戦ラストの「またどこかで会おう」、メタで考えると魔王編のフラグな気はしつつこれはこれで最期の在り方であったのではないかとなる
復讐編との差を考えるとかなり救われていると思う
ちゃんと最後の一条のことを考えて戦いに行くの辛いけどうれしい
一条、景明の思想について分かるがけれどもう戻ることができないという立ち位置という理解でいる
ここで完全に決別するのつらいけど、それこそ二人の関係性であると思う
村正の発言量、基本的に少なめなんだけどもし増えた場合ヒロイン力が上がりすぎてしまうというから抑えめにされているのはあると思う
最後に一条のCGシーン一気に持ってくるのつらくなる
水着CGで香奈枝たち消されてて笑った
ここであの臓物系の技が出てくるのか……
六波羅攻めてきたのは獅子吼の作戦だったんだなあ
ここで小休止して義清の例のシーン持ってくるの構成がうますぎる
「善と悪は刺し違えて、共に滅ぶもの」
一条は最初から答えを知っていたはずだったんだなあ
「それでも」……
「自分で自分を許せなくても。戦うって決めたから……」
答えを見つけて動き出す一条かっこいいよ
一条視点の思い出CGラッシュ、水着CG抹消されてるの笑う
訣別の行為として想い人からの贈り物のかんざしを食べる行為、美少女ゲームで中々ないと思う
こっからUZUKI流れてくるシーンほんとにほんとに大好きだけど初見の時はこれで終わっちゃのか!?ってちょっと焦った記憶がある
訣別したんだけどお互いのことを理解しあっている関係性……
最終正義顕現のシーン大好き
クトゥルフ的な見た目なんだったんだこれ
ここで落葉(ED曲)なのかーーーー
キャラデザはなまにくATK先生なのはさすがにわかってたけど、2Dグラフィックディレクターはゆーぽん先生だったのか
ED後の世界きてしまった
興隆44年
物語スタートから何年後なのか後で確認しておきたい
六波羅掌握した獅子吼 vs GHQ
六波羅鎮西群が京都朝廷と手を組んでいる
ロシア方面からの侵略も始まっている
ロシアはGHQ方面と争ってて、鎮西軍が六波羅と争う構図になってる
緑龍会もまだ健在なんだなあ
八魔女の存在なんなんだ
銀星号が残した卵が孵化したやつだった認識、魔王編で出番あった気はするけどあんまり覚えてないな……
岡部党も生き残ってはいるんだなあ
赤い武者の知名度上昇中
大人一条もかわいい
生き残っていた側は心が折れかけても止めない状態になってるのつらすぎる
村正と一条の関係、冷えているけれど同じ意思を持ち続けていくしか続けていくしかないんだなあとなる
振り返れば、一直線上にいつも景明はいるのだ……
振り返ることで変わらずまっすぐに進み続けることを自覚できる
英雄編読了
めっちゃ長かったけどやはり面白かった……
ここまでで12時間