Liuさんの展示
p5js q5jsを使って制作
自分でツールを開発している。
1個のオブジェクトに対して、8個の頂点があり、それをモーフィング。
ジェネラティブアートとの対比
プログラミングでアートやデザインを作る。呼び方は色々(Generative Art, Generative Design, Computational Art, Alogorithm Art)
いわゆるジェネラティブアートは、アルゴリズムや計算がテーマである。アルゴリズムを元に作り出すアートやデザイン。
Liuさんのものはそうではない。プログラミングを使ってはいるが、ジェネラティブというわけではない。アルゴリズムを主に使うわけではない。
ジェネラティブアートは抽象的な表現も多い、線をたくさん書く、ノイズで何か動かす。一方Liuさんは具象的という違いもある。
ジェネラティブアーティストはLiuさんの展示を見て、ジェネラティブ性(ランダム性、アルゴリズム、自律性など)は万能でないことに気づかされる。Liuさんはプログラミングと手作業、両面からものづくりをしている。
モーショングラフィックスとの対比、あるいは独自のツールによって生まれる表現
通常モーショングラフィックスは2Dであれば、AfterEffectsが使われる。
かなり便利なツールだが、必ずしも万能なツールではない(AEに詳しいわけではないが・・)。
ツールは表現に影響を及ぼす
どうしてもツールごとに面倒くさい作業があり、人は避けてしまう。一方、逆にやりやすい作業は一般化して、陳腐な表現になったりもする。どちらにせよ、創作に大きな影響はある。
一方、Liuさんは自作でツールを作っている。それによって、既存のソフトが持つ面倒な作業を回避してるのかもしれない。あるいは、単に愛着があるから使い続けられるのかもしれない。ただ、自分でツールを作ることで、毎日、独自の表現を探求できるようになっていると想像する。最小限の頂点と線でコントロールするというのも良い制約になっている。それは素晴らしい。
モーフィングもその一つで、おそらくAfterEffectsでは、作りづらい表現なのではないか。複数のモーフィングするオブジェクトが連動することによって、ロボットができるとか、表現としてあまり見たことのないものになっている。
ツールの話by石川さん