HTML Dayを開催した
HTML Day 2025 TOKYOを開催した
https://gyazo.com/2ee1222d8435073c152a027db1877141
興味を持ったきっかけ
Xなどで何度か見かけた、林さん麦さんなど
ウェブデザインに対するモヤモヤをずっと感じている。。
失われる実験性
失われるバナキュラー
失われる多様性
定型化テンプレ化
ジェネラティブ文脈の欠如、コンピューテーションの欠如(Flash的なもの)
仕方ない部分もある
市場から要求されてないものはお金が発生しない。
オルタナの生き抜く術も考える必要あり
資料作りに悪戦苦闘
感覚的に面白いと思ってるのだが、その文脈は欧米由来、つまり英語で、記事を読むのに悪戦苦闘。ただAI以前よりはずっといい。
いくつかのサイトを調べたところ
言語バリアを改めて感じる
作ったスライド
開催できた!感想
35人くらいの参加者
HTML初心者の人も半分くらい(どこから知ったんや)
外国人も5人くらい(英語で発信したのがよかったか?)
HTMLを通して交流できた
初心者のかたがた
HTMLは手軽、すぐ教えられる。HTMLはほぼバグらない
p5jsもいいが、ロジックを書くのに少しハードルがある気がする。
htmlはデザイン(文字)の文脈。p5jsはアート的(絵)な文脈
お互いに教えあう
プロのかたがた
マニアックなCSSテクや、昔のタグなど、盛り上がれる。
HTMLというくくりがめずらしい
HTML/CSS/JS
頭では理解していたが、皆さんの制作物をみてリアルにHTMLエナジーを感じることができた。あるいは思い出した。ハイパーリンクを初めて実装した時の感動のようなものや趣味のページを作る楽しさ、インターネットに自分がつくったものがPublishされる感動とか。
なぜ視覚的な新鮮さがあるのか
正直よくわからない。
初心者の人が作ると超高確率で面白くなる。
アナログと違うのはパラメータ化されている。CSSの数値だと変な数字を入れやすいとか。タグをコピペしやすい。
イラレやパワポ(wysiwyg)だとバウンディングボックスをマウスでいじって、コントロールできすぎてしまう。コードという間接的な表現によって、意外性は生まれやすい
初心者ならではのうまくいかなさ、ランダム性と恣意性。システムに翻弄される
グラフィックにおいては、駅のポスターやコンビニなどでヴァナキュラーデザインは見ることがある。手書き、パワポ、ワード等でつくられたもの。HTML(Webページ)で、ヴァナキュラーを見ることはあまりなく新鮮に映るのかもしれない
慣習にとらわれない
Webデザインの授業で1度だけゲスト講師をした。全講義の半分消化されたときくらい。で、どれも斬新で面白かった。講義がすべて消化された時の最終成果物を見せてもらったら全部普通になっていた。
つまり、こうしたら綺麗に見える、立派に見える、かっこいいという慣習が学生にすら根強く存在する。
ただ、一方で自由さは失われている問題
コンテンツとしての新鮮さ
コンテンツとしても趣味のページ全開とか、詩のようなウェブサイトを見ることは減っている。
noteとか、SNSとかあるのだけれど、スキンはいじれないし、記事ごとにカスタマイズすることは難しい。HTMLであれば、視覚的な体験やハイパーリンク等を利用したウェブらしい仕掛けが使える。文字とイメージが渾然一体となったコンテンツを作ることができる。メディアごとに特性が違う。どっちも一長一短
デフォルトからの距離
HTMLには型(デフォルト値)が存在する。イラレのようなツールだと真っ白なキャンバスに図形を自由に配置できるようになっているが、HTMLは基本的に左上からはじまる。基本的に縦に伸びでいく。リンクの色、見出しの大きさ、などデフォルトの大きさが決まっている。などの制約がある。絶対的な面白さというよりも、その基準点からの距離によって、面白さが生み出される。
例:あえて、縦じゃなくて横スクロールのページを作ることで新鮮さが生まれる
なんでHTME Dayが世界的に広がっているのか?
正直わからん。
色々なものが噛み合っている。
HTML Energyという名前とグラフィックの妙。雰囲気作り、アートディレクション。クリエーティブディレクションのうち名前はかなり重要。
企画の面白さ
みんなのフラストレーション・問題意識がすでに潜在的に存在し、うまく汲み取った
グラフィックデザインの延長的な考え
大学などで教えられている。ウェブデザインの教育が浸透
グラフィックデザインでヴァナキュラーなものをスタイルに導入することは、テクニックの一つであり、デザイナーには親しまれた考え。日本では、仲條正義・服部一成・北川一成・高田唯的な
技術的重視・使い方重視もひとまわりし、グラフィックデザインの一部として捉えられているのでは
Web Brutalismについて永尾さんにきいたことがあり、学生時代流行っていたと聞いた。グラフィックデザインの文化と親和性が高いのでは。 zineとの共通点
zineの定義として反体制みたいなことをいっていた(正確には忘れた) メインストリームに対する反抗みたいなことで、自分はそういう部分がzineに惹かれてるポイントだ
html.energyは、zineのweb版と考えるとしっくりくる。出版社や主流、プロのデザイナーに反抗するみたいな感じでzineはある。handmade webも主流のウェブデザインや慣習に対する反逆である。
実は高い認知度
HTMLは、シンプルゆえ学校で習ってる人も。
プログラマーはほぼ全員知っている
ミームが多くの人に届く。
運用方法
最後発表してもらう(書いただけだと消化不良)
GoogleスプレッドシートにURLを書いてもらう(まとめるのがラク)
自己紹介も書いてもらう、交流を促す
meetupで初対面むずい問題、名札つけるのも嫌
感熱紙にTwitterのアイコンを印刷なら行けそう
自己紹介の時間を取るのもなんかスマートじゃない時間かかる
初心者に教える
HTML EnergyのgoalとしてHTMLを書く人を増やすがある。
Neocitiesを使う、デフォルトでHTMLのテンプレートがあるので、それをなおすことで低コストで教えられる。 オンラインエディタもあるし、サーバーアップロードの手間が省ける。
場所
和室の机
あってよかった。無いと作業がきつい。初心者はよりきつい(原田さん談)
参加者はlumaで募集
結構、他の国のHTMLDAYでもつかってた。外国人も参加しやすい?
wifiはなかったので、 でっかいモバイルwifiみたいなやつを借りた。
ステッカーを作った。参加した感。PCに貼る文化。
前後の時間をちゃんと取ればよかった。
準備時間(30分)が短すぎた
最後交流の時間を取れなかった、発表後お互いを知る構造、これはしょうがない
発表前のmemo
8/2がHTML dayらしいので東京版を開催したい
学校や企業のようなところだと、なにかそれっぽくない
もっと草の根感を醸し出す
候補地、公園・公民館
夏なので公園は暑すぎる
公民館を探す、畳の部屋でやりたい
公(public)な部分がいいのでは?
公民館(区民館)ごとに貸し出しのルールが違う。名簿を出さなきゃいけなかったり
台東区民館は住んでなくてもOK(有料)
wifiない、借りる。
コンテンツを考える
メインビジュアルHTML Energyを借用
カラーコピーして何枚か持っていく
読める本を持っていく
インターネットフォンブック
プロッターを持っていく
物理HTMLコーディング
紙
プロッタ
スタンプ
ステッカー
みんなでHTMLを書く
最後に発表する。(発表しないとぬるっと終了してしまう)
サイトに載っける
写真などを乗っけておく