変数尺度
間隔尺度と比例尺度の見分け方
「間隔尺度」と「比例尺度」は非常に見分けづらい場合があります。この2つの尺度を見分けるコツは、「0の値に意味があるかどうか」を考えることです。温度や西暦は「0」だったとしても、その温度や西暦が「無い」わけではありません。一方で、身長や速度が「0」であるときは、本当に「無い」ときです。
0で考える、なるほど。
あるデータが比例尺度か間隔尺度かを調べるには、いくつかの群の平均値とその標準偏差をプロットします。 そして平均値が大きくなるにつれて標準偏差も大きくなれば比例尺度ですし、平均値と無関係に標準偏差がほぼ一定ならば間隔尺度です
統計学では、興味のあるもの、観測されたものを、(ある集合としての)変数として記録して、それから何かを考察する。
名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比例尺度の順番で、使える演算が増えてくる。
名義尺度は、カウントした数をまずは変数とする。最頻値を使うことも可能。
順序尺度は、大小関係を作れるので、中央値などが使える。
間隔尺度になると、値同士の差が決まるので、足し算(引き算)が使える
比例尺度は、掛け算できるし、比例関係を使って、単位の変換もできる。
以下を、自分になりに抜き出した..
可能な(許容される)演算は加法(和)と減法(差)で、乗法・除法は使えない
間隔尺度と比例尺度は、体が違う、という表現は成り立つのかな。 いろいろ統計量出すときに、比例尺度として使えるかどうかは、自然にチェックできるようになりたい。 スピアマンの順位相関係数
2つの順序尺度変数を、間隔尺度だと考えて、その2つの変数の差の二乗和に $ \frac{6}{n(n^2-1)}をかけて、1から引く。
参考
相関係数は順序尺度であり比(例)尺度ではない