イーサリアム
マイニングノードは、ヴァリデーター(承認者)に置き換えられる。ヴァリデーターは、ネットワークに参加するための保証金としてかなりの額(現在は32イーサ=38,000ユーロ以上、約491万円に相当)を支払わなくてはならない。この保証金(すなわち「ステーク」)には時間とともに利子がつくので、ヴァリデーターにとってのインセンティヴになる。
また、数学的な問題を解く競争に代わるものとして、トランザクションを検証するヴァリデーターをランダムに割り当てるアルゴリズムが存在する。この仕組みではネットワーク参加者の3分の2が承認すれば、トランザクションが確定される。正規ではないトランザクションを承認しようとしたり、不正を働いたりするヴァリデーターには罰金が課される(罰金はステークから支払われる)。最も深刻な場合にはステークが全額没収され、ネットワークから遮断される。
PoSの最大の欠点を挙げるとすれば、仕組みがかなり複雑である点でしょうね