rye
今まで、pyenvやasdfを使ったグローバルとローカルのPythonの切り替えは、ローカルに.tool-versionsや.python-versionなどのファイルを置き、それを参照することで切り替える事ができていた。しかし、Pythonインタプリタのバージョン自体を切り替える事はできても、ローカルにある仮想環境のパスを参照することはできなかった。
一方、pdmは、PEP582を使って仮想環境を作らずに、環境を切り替える方法というのが模索されていた。これは、__pypackages__ という特殊なディレクトリにライブラリをインストールし、Pythonインタプリタではそのパスを動的に追加してやるというもの(だと理解している)。ただ、このライブラリへのパスを追加するのはpdmがやっていたので、VSCodeなどエディタ側で利用するPythonインタプリタを指定してPythonを切り替えるという方法が使えなかった。
ryeはこれを解決するツールと言えそう