徳川時代の宗教 (岩波文庫) 文庫
いろいろ示唆に富む
レビューがおもしろかった。
宗教は東洋精神医学の観点からは麻酔である。辛い時に慰めの言葉が意識を通して無意識に働くため、脳波が安定する。
脳科学の進展により、功利的協力と道徳的やさしさは違うものであることは明確である。
このへんの区別をしっかりして、戦うときは戦う協力するときは協力するというゲーム理論(くりかえしオウム返し)を使わないと系全体の利益は増大しない。
戦うからやさしくないとか利己的な協力はいやしいというのは間違った考え方である
抜書き
宗教とは人間の究極的関心に対する態度と行為と定義する