Sassの@useと@forward
Sassの@importルールは、廃止されることが予定されています。
@useや@forwardといったルールに置き換わるのですが、これらは全く新しいシステムです。
これらの知見が溜まってきたのでご紹介します。
@importは2022年12月にサポート終了予定
@importの使用をやめるのは確定
@import
@importで読み込むとメンバー(変数やMixins、関数)はグローバルになってどのファイルからもアクセス出来る。
@use
読み込んだメンバーはグローバルにならず、読み込んだファイル内でしかアクセスできない。
メンバーをカプセル化し、読み込んだスタイルシートメタ言語のみに適用させる。
@useで読み込んだファイル名が名前空間になって、名前空間から各メンバーを参照できる
名前空間はas節によって変更できる
孫からは先祖要素に当たる@useで読み込んだメンバーを参照することができない
直接的に使用する前提で読み込む場合には@useを、間接的に使用する前提で読み込む場合には@forwardという使い分けで良さそうですね。