Lightroom Classic Instagram用書き出しフロー
A. 横構図 (3:2) 用プリセット作成
1. LrCで横構図の写真を1枚選び、「書き出し」ボタンを押します。
2. 以下の設定を行う。
ファイル設定
画像形式: JPEG
カラースペース: sRGB (Web標準のカラースペースです)
画質: 76~80 (画質とファイルサイズのバランスが良い数値です)
画像リサイズ
「リサイズして合わせる」にチェック
プルダウンで「長辺」を選択
「2160」 「ピクセル」と入力
補足:Instagramの推奨横幅は1080pxだが、最近は高解像度(1080pxの2倍である2160px)で書き出し、Instagram側で圧縮させた方がシャープさが残るらしい。
出力シャープニング
「シャープにする」にチェック
対象: スクリーン
量: 標準 (または「強」でもOK)
3. 設定ができたら、左下の「追加」ボタンを押し、プリセット名(例:Instagram - 横 (3:2))を付けて保存する。
B. 縦構図 (2:3) → (4:5余白付き) 用プリセット
縦構図は「書き出し」機能では余白を足せないため、「プリント」モジュールを使用する。
以下の作業をする前に用紙設定で各SNSの設定を作っておくと良さそう。
1. LrCで縦構図の写真を1枚選び、右上の「プリント」モジュールに移動。
2. レイアウトスタイル (右パネル): 「単一画像 / コンタクトシート」を選択。
3. レイアウト (右パネル):
「ズームして合わせる」のチェックを外す。
「余白」「セルのサイズ」は、写真が枠内に収まるよう調整する(余白はすべて0OK)。
4. ページ (右パネル):
「ページの背景色」にチェックを入れ、余白にしたい色(通常は白または黒)を選ぶ。
5. プリントジョブ (右パネル一番下):
「プリント先:」を「プリンター」から「JPEGファイル」に変更。
「ファイル解像度」: 300 ppi
「プリントシャープニング」: 標準 (または「強」)
「JPEG画質」: 80
「カラースペース」: sRGB
6. 設定ができたら、左パネルの「テンプレート」の横にある「+」ボタンを押し、プリセット名(例:Instagram - 縦 (4:5余白))を付けて保存する
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