ロボットブレインコンピューティング実習
■授業概要
本講義ではプログラムを通してロボット Robotの情報処理の基本的な特徴を体験することを目的とする.
ロボットはセンサー Sensor情報と動作が協調して動くことが求められるので,演習ではカメラ Cameraからの視覚情報とモーターの動作を協調させる方法について学習する.
講義の後半では,これまで学んだアルゴリズム Algorithmsを使ってグループごとに自律型ロボットのプログラミングを設計する.
受講条件:タッチタイピングができること.何らかのプログラム言語の実習をとっていること.
■到達目標
1. 知識・技能の観点
Python によるプログラミングの基本を理解する.
状態遷移によるロボットの動作実現,画像処理 Image processingを使った動作プログラミングを実装することができる.
機械学習 Machine Learningを使った情報処理を実環境のデータに応用することができる.
2. 思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業内で説明される基本的な機能を組み合わせて,与えられた課題をクリアするようにアルゴリズムを考えることができる.
考えたアルゴリズムをプログラム言語で実装することができる.
3. 主体的な態度の観点
正解が与えられない状況で,自分でプログラムを工夫して開発することができる.
■授業計画
1. Python の基礎
Python 文法
Data Science
NumPy
2. センサ信号
3. 運動指令
4. センサー Sensorを利用した衝突回避
5. Sense-Think-Act
6. 画像処理 Image processingを利用したプログラム
ロボットブレインコンピューティング実習 line-trace
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