頑張るという言葉で、目標やOutcomeの定義を曖昧にしない。
Motivation
kiiは、「頑張る/がんばる」と言う言葉を使わないように意識しています。
誰かが使っていると、「そんなに頑張らなくていいよ」、とツッコんでしまう癖がある。
この背景やなぜ意識しているかを言語化してみる。
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メッセージ
「頑張ります」と言う言葉を使っている時に、陥りがちなこと。
『頑張る』をよく使うケース
中高生や受験生、新人が、根性論的にたくさん時間を使って、見えない闇雲に対して、間違った方向に走っているケースで使われいる事が多い。
多くは受験生や部活生時代に染み付いた考えだと思う。
個人的な、「頑張る」と言う言葉を使っている人や時の印象
自分自身も「頑張る」と言っていた頃は成長していなかった印象がある。
方向性を誤った状態で、不要な努力で失敗することが多かった。
実際、成果を出している人は「頑張る」という言葉をほとんど使わない、印象があります。彼らは努力の方向性を具体的に定義している。
〇〇と言う目標があって、それを分解した小さな目標に取り組んでいます。
今は、その小さな目標に対して、こういうギャップがあって、その状況に対して、こういうアプローチで挽回を試みています。
みたいな具体的に言語化されている
問題意識と方針
「頑張る」とだけ言ってしまうと、目標やOutcomeの定義が曖昧なまま時間やエネルギーを消費しがち。
自分が出したい結果を定義し、小さく取り組みやすいマイルストーンを立てて、日々の活動に混ぜられる小さなアクションの粒度にまで分けて、仕組み的に取り組んでいきたい。
目標設定
自分が求めている成果や成長という、目標を正しく把握する。
成長と言う目標はスキルアップの観点が強いので、より有耶無耶になりやすいし定義設定が難しいので、あまりオススメしません。
目標設定する場合は、上司/マネージャーに意見もらって一緒に作ったほうが良いと思います。
簡単に設定できるものとしては、企業の評価で利用されているグレードやマネージャーから期初に渡される目標や期待値を利用するといいです。
渡された期待値や目標を噛み砕き、「自分の理解はこうで、このアクションや成果を目指せばよいですか?」と確認し、マネージャーとすり合わせる。
まずは、マネージャーから期初に渡される目標や期待値を達成、超える事に集中することを意識すると良いです。
他に目標や達成したいこと、能力獲得があるなら、マネージャーに共有して、評価対象の目標として入れてもらうだとか、評価には入れないけど意見やサポートを貰うのも一つの方法です
マイルストーンやアクションへの分解
大きい目標を小さく分解してマイルストーンを立ててみる。
各マイルストーンを達成するために、苦にならない粒度の、必要な小さなアクションに分解する。
業務中のタスクに組み込めば「頑張る」という意識にならない。
習慣化すれば努力感は消える。
「How(具体的な方法)」は自分の幅では限界があるので、もっといい方法がないか、上司や先輩に相談するのが良い。
先輩やマネージャーに「Why」「What」までを言語化して共有するとスムーズ。
振り返りとフィードバック
日々の振り返りで、目標やマイルストーンに対して、現在のギャップを理解して調整する。
日々のアクションで、マイルストーンが達成できそうにないなら、
別のアクションをする必要があるかもしれない。
そもそもマイルストーンの設定がいまいちだったかもしれない。
まずは自分で振り返ってみて、上司やマネージャーには、その振り返り自身に対する、メタ的なフィードバックをもらう。
細かいアクションにおける失敗に対して、フィードバックをもらうのでなく、自分で課題を抽象化し、次に活かすためのNext Actionの定義までして、その考え方/振り返り方に対してフィードバックをもらう事を意識してみて欲しい。
振り返り方に対してフィードバックをもらうことで、自分だけで回せるフィードバックサイクルの幅を広げられると、より加速的に成長できる。
また、現状の目標に対する近づきや自身のアクションに対して、自画自賛し、小さな成功や成長を喜ぶ事も忘れないでほしい。
自分自身で、自身を褒め、モチベーションUpさせることも重要なスキル、習慣だと思います。
まとめ(振り返り)
「頑張る」とだけ言ってしまうと、目標やOutcomeの定義が曖昧なまま時間やエネルギーを消費しがち。
自分が出したい結果を定義し、小さく取り組みやすいマイルストーンを立てて、日々の活動に混ぜられる小さなアクションの粒度にまで分けて、仕組み的に取り組んでいきたい。
目標達成、マイルストーンの設定、小さなアクションに切り分けて、取り組み、現状のギャップを理解して調整するようなフィードバックサイクルを自分だけで回せるようにしよう。
マネージャーには、自身で回したフィードバックサイクルや振り返り方に対して、メタ的に意見を貰おう。