組織意思決定論
授業概要
今日、企業・大学・官庁・病院等の組織において協働することは、社会的便益や経済的利潤を生み出す一方、社会環境や生態環境に与える影響も少なくない.講義では、協働に参加する人々を繁ぐ情報プロセスである意思決定の学説を紹介しながら、現代経営の情報革新をケーススタディし、組織変革について講じます.今後、皆さんが協働する際、不可欠な組織と個人の関係について学びます.
到達目標
Ⅰ.導入:マネジメントの歴史を紹介します.
Ⅱ.基礎:問題解決の意思決定論を学びます.
Ⅲ.応用:ICT組織変革の事例を考察します.
授業計画
Ⅰ. マネジメントの歴史:事業・企業・経営
1. 経営学とは、どんな学問か?:労働「働く」とは何か?
2. マネジメント・経営管理の誕生:組織的怠業と自然怠業
3. 人的資源管理の重要性:マネジメントとは、理論か実践か?
4. 経営の意思決定と生産管理:組織は静態か動態か?所有と支配
5.企業の経営戦略とは:組織管理から経営戦略(企業→競争→経営)
Ⅱ.問題解決の意思決定論:組織・管理・戦略
6. 競争戦略の多様性:環境と市場:クラスター・プラットホーム戦略
7. 市場とマーケティング:ブランド戦略、モチベーションとリーダーシップ
8. 財務管理とロジスティクス:経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の最適化
9. バリューチェーンとブランド価値:ビジネスモデルと人的資源管理
10.CSRとコーポレイトガバナンス:農業社会→産業社会→組織社会→知識社会
Ⅲ. ICT組織変革(ケーススタディ)
11. IoT産業革命:事業創造イノベーションとクラスター戦略
12. クラウド・ソーシング:グローバル・ICTプラットホーム
13. スマート・アグリ革命:エージェントベース・協業モデル
14. 自動運転システム:コアコンピタンスとコンプライアンス
15.気候変動と減災マネジメント:リスクとクライシス、レジリエンス
教科書
渡辺峻・角野信夫・伊藤健市編 『やさしく学ぶマネジメントの学説と思想』 ミネルヴァ書房
自分にとっての情報
大学1年春に取っていた授業
このころから、ゲームクリエイターからビジネス及び技術(ビジネス>技術)に興味を持つようになる →図書館のビジネス系、IT系雑誌、本を読むようになった。(今も継続)
人が見れるようになっていないが行ってたことわかるので、Evernoteのリンク載せておく