人間最低限度の生活
必須と娯楽で基本的に分ける
娯楽
必須ではなく,手に入れるために努力が必要
必須
水
食
娯楽
美味しい,見た目が綺麗
衣
? 外的要因
体温の調整
住
? 外的要因
他人
自然
社会的動物
コミュニティに所属する制約
国家
納税
教育
学校
オプション
働いていない誰か
専業主婦
子供
必須
娯楽
より裕福な衣食住
その他娯楽
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哲学の授業で書いたやつ
人間最低限度の生活に必要な要素とは何か?
ある 1 人の人間が生活を行うために、何らかの対価を支払い、手に入れる必要のある要素とは何か考える。
まず人間を動物的な視点で考える。動物的な視点で考えた際、自身の身体継続を第一に考えることができる。その際に必要な要素は、水、食べ物、衣服、住居である。
水と食べ物は、身体の継続のために栄養要素である。人間自身が身体を利用していると、身体に貯蓄された栄養が消費されるため、継続的に摂取する必要がある。
衣服は、身体を外的要因から守ることを可能にする。具体的には、気候に対する身体の体温調節を可能にし、外敵、物体から身体を物理的防護する。
住居は自身の身体を外的要因から守ることを可能にする。具体的な外的要因としては、肉食動物や悪意のある他者といった外敵、自然災害などが考えられる。これらから、外敵から休息時に身体を隠蔽し、雨や風による身体の体温減少を緩和させる。
では、次に人間を社会的動物であることを考慮する。人間が社会的動物である際、複数の人間が同じ利害、目的を共有する「コミュニティ」に所属する。具体的なコミュニティとしては、国家、都市、会社、学校などが考えられる。コミュニティに所属するため、何かしらの対価を払い、利益を享受することができる。具体的コミュニティの例として、国家を取り上げる。
ここでは、国家の詳細な定義を行わず、国家がある人間に対する義務的要素と与える要素について思考する。一般的に多くの人類は国家に生まれながらに所属しており、国家に対して納税といったコミュニティに対する貢献義務を有する代わりに、国家というコミュニティの統治環境や社会保障といった小さなコミュニティ所属では享受出来ない利益を取得する。多くの人類にとって、生まれながらに所属する国家のよコミニュティの所属権利は、ある 1 人の人間が生活を行うために、何らかの対価を支払い、手に入れる必要のある要素と言える。
最後に、ある 1 人の人間が生活を行うために必要のない要素を「オプション」と定義して、オプションについて思考する。具体的なオプションとしては、必要な栄養素以上の食べ物、家族と子供の取得などがある。
ある人間がオプションを欲した場合、人間最低限度の生活に必須のものを手に入れる対価以上の、余分な対価を用意する必要がある。余分な対価を用意するために、コミュニティや他者に対する貢献を行い対価を手に入れる必要がある。ただし、ある人間が欲するオプションと所属するコミュニティの利益が一致した場合、コミュニティはある人間がオプションを取得することを支援する場合がある。具体的な例としては、国家というコミュニティは、ある人間が子供というオプションを取得することを支援する、子ども・子育て支援制度がある。
以上から、人間最低限度の生活に必要な要素とは何か?に対する答えは、水、食べ物、衣服、住居、所属が必須なコミュニティの所属権利である。
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参考