バイオサイエンス入門
授業概要
遺伝子は遺伝物質であるDNAの中にどのように収納され、どのように発現するのか? どのようなしくみによって遺伝情報の恒常性が維持されると共に突然変異が誘発されるのか? これらの問題について分子論的に解説し、遺伝子に関する基本的な理解を目指す。
遺伝子を対象として科学の考え方を理解する
到達目標
①知識・技能の観点
人類は遺伝子というものの存在を初めて知った後、あくなき探求によってその実体や作用を解明し、その結果として遺伝情報の意味を理解してきた。その過程を詳しく学ぶ。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
知識が成立するまでには様々な批判や判断の誤りが起こりうる。その実例を学ぶ。
③主体的な態度の観点
受け身の態度では理解に到達できないので積極的な知識欲を喚起する。
授業計画
(3)DNAと遺伝情報
5.
(5)遺伝情報発現の調節
(6)遺伝情報の複製と修復
参考書
米﨑哲朗、升方久夫、金澤浩 『ベーシック分子生物学』 (化学同人) 9784759815825
石川統 『遺伝子の生物学』 (岩波書店) 4000078712