限界効用逓減の法則
一般的に、財の消費量が増えるにつれて、財の追加消費分(限界消費分)から得られる効用は次第に小さくなる、とする考え方。これを限界効用逓減の法則(げんかいこうよう ていげんのほうそく、law of diminishing marginal utility)、又はゴッセンの第1法則という。
金に例えると
財産が100円の状態で100万円もらうとのと、財産が1億円の状態で100万円もらうのとでは、効用が全然違う
前者は大きな効用、後者は微々たる効用
車に例えると
0台の人が1台持つと、行動範囲が広がり効用が高い
3台持ってる人が追加で1台買っても、たいした効用にはならない
既に持ってる3台使っても別にいいんじゃない?
知識に例えると
全く知識ゼロの分野で1冊入門本を読むと、初めて知ることが多い
既に知ってる分野で1冊入門本を読んでも、初めて知ることは少ない
ただし、脳や記憶の仕組みがまだ解明されていない以上、知識の強化や知識の繋がりによる相乗効果は実は限界効用逓減の法則に当てはまらない可能性もある
知識はどんどんつければつけるほど、二次関数敵に強化されていくイメージ