羅針盤
11世紀の中国の沈括の『夢渓筆談』にその記述が現れるのが最初だとされる。沈括の記述した方位磁針は24方位であったが、後に現在と同じ32方位に改められた。 原型となるものとしては、方位磁針相当の磁力を持った針を木片に埋め込んだ「指南魚」が3世紀頃から中国国内で使われていた。指南魚を水に浮かべることで、現代の方位磁針とほぼ同様の機能を実現する。名前に「魚」とつくのは、多くの場合木片を魚の形に仕上げ、魚の口の部分が南を向くようにしたもの(文字通り「南を指す魚」=「指南魚」)が使われていたため。 方位磁針の改良によって航海術は著しく発達し、大航海時代が始まった。 中国で発明され、交易でヨーロッパに広がり、大航海時代が始まった
漫画のONE PIECEでは更に進化した羅針盤である「ログポース」というアイテムが登場する 目標設定は行動の方向を決める行為でもあり、自分が今どの方向に向かっているか羅針盤のようなアイテムで確認する必要がある