絵で見る十字軍物語
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レビューによるとKindle版は良くないらしい
kidooom.icon自分はリアル本で読んだ
全見開きがギュスターヴ・ドレによる挿絵と場面の地図、数行の説明文で構成されていてとても読みやすい 軍団が通りがかった際に援助してくれなかった逆恨みで、民衆十字軍がハンガリーやブラティスラヴァの町を攻めた 民衆十字軍は人数のみ多く、全く統制がとれていなかった。さらに(西欧出身の人々が多かったと推測されているが)参加者は独自の生活習慣に従っていたため、聖地にたどり着く前のヨーロッパの国を移動している時点でトラブルが頻発した。彼らはたどりついた町々で食料や水、各種の物資を得ようとした。略奪ではなくとも、低価格で必需品を差し出すと考えていた。しかし、突如現れた武装集団に、町の人々が温かな対応を見せる理由はなかった。これが原因となって民衆十字軍と滞在先の民衆はしばしば争いを起こした。 ドナウ川に沿って南を目指した民衆十字軍の一行だったが、大々的にハンガリー領内で略奪行動を行ったため、ハンガリー兵の攻撃を受けた。同じことがブルガリアや東ローマ帝国領内でも繰り返された。これによって参加者の1/4にものぼる人々が殺された。 p64より引用
中近東に住むイスラム教徒たちは、十字軍とはイコール皆殺し、と思うようになる。
十字軍の戦士たちは住民だろうが女子供だろうが容赦なく殺したらしい
反対にイスラムの戦士たちは捕虜にし、身代金を要求するスタイルだった