結核
1900年前後の有名人の死因に結核をよく見かけたので気になって調べた
日本で最初に結核に関する統計調査が行われたのは1899年(明治32年)である。同年の日本の人口1万人あたりの死亡者数は15.29人であったが、大正時代にかけて徐々に増加し、おおむね20から23人の間を上下した。1934年(昭和9年)に結核で死亡した者は13万1525人であり、患者数は131万5250人となっている。これは全人口の2%、当時の10世帯あたり1人の割合で患者がいる計算であった。 日本の原因疾患別死亡者数の割合と順位では、結核は1900年は2位、1910年は2位、1920年は3位、1930年は3位、1940年は1位、1947年から1950年は1位、1951年から1952年まで2位、1953年は4位、1954年は3位、1955年から1956年まで4位、1960年は7位、1965年は7位、1970年は8位、1975年は10位、1980年以後は10位未満である
1900~1960年頃までは結核による死が非常に多かったが、最近はワクチンや抗生物質のおかげでかなり減った
新型コロナウイルスは結核に比べると死者数は少ない?