結末の見えない方向に話を進めるため、登場人物を増やす
2016年8月20日刊行の『ジャンプGIGA 2016 vol.2』(電子書籍化されており、現在も購読可能だ)に、冨樫氏と『NARUTO -ナルト-』作者・岸本斉史氏による「クリエイティブの秘訣お答えしますスペシャル」と題された対談が掲載されている。そのなかで冨樫氏は、話作りのセオリーの中に収めて物語を描くことができず、「結末の見えない方向に話を進めたい」とした上で、「今回のシリーズはシンプルに、ものすごく人数を増やしたらどうなるだろうっていうのを、とにかく極端にやってみた」「それを意識しながらあえてやって、破綻しなかったらおもしろいなと」と明かしている。 登場人物が少ないと、話の展開が読めやすくなる
誰と誰が恋愛する物語なのか
誰が生き残るのか
誰が犯人なのか