目標の階層性
一つ言えるのは、目標には必ずその上位に目的がある、ということだ。目標は単なる目印でしかなく、それを通過することで、辿り着きたい実際の場所(=目的)が他に存在している。つまり、目標だけが単独で存在することはない。目標は、目的とセットになって機能するのだ。
Tadanori Kurashita. study of target (Japanese Edition) (Kindle の位置No.230-232). R-style. Kindle 版.
最上位が目的で、目標はその下に階層型で存在する
下位の目標に対しては、その上の目標は目的のように振る舞う
これが、目的と目標を履き違えたり、人によって認識が異なる原因
目標設定を上司と部下でやるとなかなかうまくいかないのは、目的の階層レベルのズレがあるから
Aさんの目的:X月にリリースしてXX円の利益を上げる
目標:Y月にβ版を完成させる
目標:Zまでに機能Aを完成させる
目標:PまでにモジュールBを作る
のような階層構造