消費税インボイス制度
インボイス制度の概要について、次のとおりとなります。
適格請求書(インボイス)とは、
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。
インボイス制度とは、
<売手側>
売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。
<買手側>
買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイス(※)の保存等が必要となります。
(※)買手は、自らが作成した仕入明細書等のうち、一定の事項(インボイスに記載が必要な事項)が記載され取引相手の確認を受けたものを保存することで、仕入税額控除の適用を受けることもできます。
インボイス制度の基本的な内容をお知りになりたい方は以下のリーフレット等をご覧ください。
@sow_LIBRA11: インボイス制度って、要は今まで免除していた個人事業者からも税金をかっぱぐってことなんだが、それだけ聞くと「免除されてたのか」「ずるい」とか思うかもだが、違うの、実態逆なの。個人事業者って、個人でもあり事業者なの。同じ手取りなら、個人事業者のほうが、倍近く払っているの。いま現在も。 @sow_LIBRA11: ここらへん計算ややこしくなるんだが、個人事業者ってのは、全部自分で揃えなきゃいけないの。仕入れも加工も販売も販促も営業も宣伝も運送も、事務所も光熱費も備品も通信費も、全て自分で賄うの。その全てで、消費税が発生しているの。 @sow_LIBRA11: その上で、残った儲けが、利益となるのだが、そこからさらに税金や保険料などが差っ引かれ、だいたい、売上の1/3あったら多い方というくらいの分が、手取りなの。その手取りで生活して、その生活費に、勤め人と同じように消費税かかかるの。 @sow_LIBRA11: フリーランスが、一般の勤め人の倍稼いで、ようやく同じって言われるのはそういうとこなの。さらに言えば、個人事業者は基本生活が不安定なの、さらに国保だから、老後の貯蓄が倍必要なの。保険料も年金も全額払いなの。基本レギュレーションが圧倒的不利なの。 @sow_LIBRA11: そういった事情があったので、「売上一千万以下の事業者」を免除していたのは、ただでさえ負担の不公平がある消費税で、厳密に適応していたらマジでヤバいという判断なの。それを事実上廃止にしようとしているわけね。完全な弱い者いじめなのよ、これ。 https://www.youtube.com/watch?v=iway2og5GB4
2023年10月1日スタート
税務署に申請して、登録する
番号もらって、「適格請求書」の交付ができる
これは課税事業者のみ
免税事業者の場合は登録をしないので、番号が無い状態になる
登録申請のスケジュール
https://gyazo.com/7b9eb13a41e627e02e1b8ba757d2d79a
2023年10月1日から登録を受けるためには、原則として 2023年3月31日までに登録申請手続きを行う必要がある
適格請求書発行事業以外の課税仕入れは、仕入れ税額控除が無くなる
インボイス登録していない取引先とは、税額控除できなくなるデメリットが生じる
パターン分けで解説
自分が課税事業者
取引先も課税事業者
影響無し、インボイスの登録申請して、それまで通りの税額
取引先が免税事業者
適格請求書がないので、仕入れ税額控除が無くなる
経過措置がある
https://gyazo.com/08796bed3a071ca9f49d9bddf7a79b2d
自分が免税事業者
適格請求書を登録して課税事業者になるかどうかを決める
その場合は、消費税の支払い義務が発生
適格請求書を登録せずに、免税事業者を継続する場合
相手から消費税分の値引き交渉がくるかもしれない(原則これはしてはいけないらしい9
取引の中止や変更のリスクがある