水滸伝
施耐庵(あるいは羅貫中)が、それまでの講談を集大成して創作されたとされる。なお、「滸」は「ほとり」の意味であり、『水滸伝』とは「水のほとりの物語」という意味であり、「水のほとり」とは、本拠地である梁山泊を指す。反権力的な傾向であるため、しばしば禁書とされたが広く愛読され、現在も中国で農民革命の文学として高く評価されている。 水滸伝の物語は実話ではない。しかし14世紀の元代に編纂された歴史書『宋史』には、徽宗期の12世紀初めに宋江を首領とする三十六人が実在の梁山泊の近辺で反乱を起こしたことが記録されている。講談師たちは12世紀中頃に始まる南宋の頃には早くも宋江反乱の史実をもとに物語を膨らませていったと推定され、13世紀頃に書かれた説話集『大宋宣和遺事』には、宋江以下三十六人の名前と彼らを主人公とする物語が掲載されている。 15世紀頃にまとめられた水滸伝では、三十六人の豪傑は3倍の百八人に増やされた。
https://www.youtube.com/watch?v=1C6cB2AwLho
時代が違う
900年ぐらい離れている
主人公の扱いが違う
複数の主人公がオムニバス形式で語られ、最終的に集まっていく
ボスが違う
水滸伝のボスはずっと同じ
フィクション度
水滸伝はフィクション度が強い
そもそも主人公たちは人間ではない