役員報酬は右肩上がり
ウィナー・テイク・オール: ひとり勝ち社会の到来で問題視されている点
格差拡大に歯止めがない
特にアメリカの役員報酬の上がり具合はエグい
アメリカのCEOの給料はなぜ高いのか?―相対評価という罠 | 2020年3月 | ごえんをつなぐコラム | 一般社団法人 日本金融人材育成協会
アメリカにおける平均的なCEOの報酬と平均的な従業員の報酬の格差はゆるやかに拡大を続け、1970年代末で40倍程度であったのが、1980年代末には70倍にまで達しました。
そこで経営幹部の報酬の上昇をおさえるべく、1992年に証券規制当局は各企業に経営幹部の報酬と役得を開示するよう求めたのです。いくら貰っているか開示されれば、経営者は厚かましく法外な報酬を要求しないだろうし、社内の報酬委員会もやすやすと過大な報酬を認めないだろうというわけです。
さて結果はどうなったか?報酬格差はいっきに拡大し、1993年には130倍近くに跳ね上がり、2000年のITバブル期にはなんと300倍にまで達したのです。
報酬が公開されるようになったことで、報酬の軍拡競争が発生した
アメリカ企業のCEOは21年に一般労働者よりも324倍稼いでいた | HYPEBEAST.JP
米国最大の労働組合連合「AFL-CIO」が7月18日(現地時間)に発表したレポートによれば、2021年のアメリカ企業の最高経営責任者(CEO)の役員報酬の平均は、一般労働者の平均年収の324倍に達するという。
日本の役員報酬も上がっている傾向
「役員報酬1億円プレーヤー」がコロナ禍で増加、上位企業の顔ぶれは | 倒産のニューノーマル | ダイヤモンド・オンライン
https://gyazo.com/3f2bad088b4c34e383a6767eca616bb9
(グラフは上記記事より)