実際のところ、ソフトウェア開発上の問題の多くは、技術的というより社会学的なものである
自分が経験してきたプロジェクトや、周りのプロジェクトを見回しても、当てはまる節が多い
技術的な問題も結局は社会学的な問題に帰結してたりするので、抽象度が違うだけなのかもしれない
ドメインエキスパートと協力する
しかし、実際には開発プロジェクトの失敗事例は、技術力の問題と言うよりほとんどが人間関係に起因する問題だったりします。
決まったはずの仕様を後からひっくり返された
バグばっかりでプロダクトが全然成長しない
仕様かバグかで主張が対立して信頼関係が崩壊する
言った通りにしか作ってもらえない
などなど、開発現場に関わったことがある人なら一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。こういったトラブルは「なんかいい感じにしてくれる」エンジニアが一人いると圧倒的に減少し、なんとなく手詰まり感のあった開発チームがスルスルと回り出します。
そして市場が求めているエンジニアとはつまるところこの「なんかいい感じにしてくれる」エンジニアなのではないかと考えました。
「なんかいい感じにする」が社会学的な問題を解決するチカラに近い