台湾・就業ゴールドカード
台湾・国家発展委員会は、2018年2月から「外国専業人材延攬及雇用法(外国籍専門人材の誘致及び雇用に関する法律)」を施行し、「就業ゴールドカード」の発行を開始しました。 これは、台湾の各分野が必要とする特定の外国人スペシャリスト(高度人材)を対象に発行されるもので、4つの機能(1. 労働許可、2. 居留ビザ、3. 外国人居留証、4.再入国許可)が一つにまとまっているカードです。
また、就業許可の申請では、まず外国人は雇用先(スポンサー)を確保しなければならず、雇用先の会社の協力があってはじめて申請できるようになります。これを確保してようやく居留ビザの申請をすることができ、台湾に滞在することが可能になるのです。もしも、雇用先の会社を辞めて転職する場合には、新しい雇用先の会社に協力してもらって、再度就業許可の手続きを行うことになります。
一方、「就業ゴールドカード」を取得すれば、スポンサー会社を確保しなくとも、自由に就職活動を行い、いつでも就職でき、合法的にアルバイトもでき、転職も制限なく自由にできるようになります。
雇用先が無くても就職できる
この制度に惹かれて、外国から台湾で働く人が増えているらしい