共感の効果はスポットライトのようなもので、結果的に排他的となって分断を生みやすくする
この結果からド・ドルーらは、「オキシトシンは内集団びいきの郷党的な利他主義者にする効果がある」と結論した。敵対する集団にそれぞれオキシトシンを噴霧して「愛情」を高めると、かえって対立が激化するのだ。 なぜこんなことになるかというと、共感の効果がスポットライトのようなものだかららしい。熱愛中の恋人同士や、幼い子どももいる母親は、愛着の対象に強いスポットライトが当たっているので、その周囲がよく見えなくなる。
別の本でも同様の効果を知った覚えがあるkidooom.icon
何かに熱中すると、他のものを無意識に傷つけたり無視したりしてしまいがちだから気をつけたい