中国でフカヒレ離れ進む
北京(CNN) 環境保護団体「ワイルドエイド」は15日までに、中国人の若年層などの食習慣が変わり、中国本土でのフカヒレの消費量が2010〜14年に80%の激減となったと報告した。 中国政府による公式の宴会などでの禁止令や著名人を巻き込んだ反対キャンペーンなどの効果としている。
中国でフカヒレスープの摂取量が激減しているが、これも名声の合図をうまく利用したプログラムが功を奏したことが大きな要因となっている。
元々は上流階級の珍味として好かれており、エリート層が食べる高級食品として模倣されて人気だった
しかし、サメの保護を目的として、名声ある著名人や国家主席が禁止を訴え、摂取量が激減した
名声ゲームによって普及してきた料理が、名声ゲームによって反対されて衰退してしまった