デザインされたギャンブル依存症
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目次
序 “マシン・ゾーン”のマッピング
第1部 デザイン(“ゾーン”とインテリアデザインの関係―建物、雰囲気、感情;体験をデザインする―プレイヤー中心デザインの生産的経済 ほか)
第2部 フィードバック(市場をマッチングさせる―新機軸、深刻化、習慣;ライブデータ―プレイヤーを追い、プレイをガイドする ほか)
第3部 依存症(ギャンブルですってんてん―人生の清算;過熱状態―負けを追い求め、消滅するまでプレイする) 第4部 順応(両天秤策―治療の二重拘束;修正に次ぐ修正―リスクを規制するためのヒント)
終わりに―賭け金を上げる
依存症患者のエピソードを読むだけで心苦しくなる
時間とお金と意識を全てマシンに持っていかれている
ギャンブル依存症の人たちは、ギャンブルで最終的に負けるということが分かっていてプレイする。不確実性を楽しむためではなく、マシンの中の確実性にすがっているという理論は逆説的で印象深かった。
逆だと思っていた
不確実性が好きだからギャンブルをするのではなく、仕事や社会の不確実性に嫌気がさして、確実性のあるマシンだけの世界に没入していく
テンポが非常に大事
ジャックポットの演出や時間でテンポが削がれるから勝ちたくないまであるという意見は、非常に非合理
デザインされたギャンブル依存症の、カジノの「空間」に関する論説、「空間を消去する」とか「直角を排除する」など聞いたこともないアイデアが出てきて面白い
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