チームで仕事をするなら、リアクションし続けよ
チームで仕事するとき、みんなもう少し自分の存在、自分のリアクションがチームに与える影響を自覚した方がいい。
例えばミーティングでブレストしているとき、議論が前に進むのは、あるときふと場に出されたアイデアに対して、誰かが"それいいですね"って言った瞬間である。アイデアを出したとき、その人にはふつう、確信なんてほとんどない。僕なんか自分の意見に自信なんかなくて(大体みんなそうなのだ)、言ってみて、まわりの反応を見て、あ、なんか良さそうだ…と思ったときにやっと前に進むことができる。みんな、自信なんてないのだ。だからアイデアは、場に出されたときはまだ、波際の砂のお城のようにやわらかである。
非常に大事なポイントで、自分もチーム開発で気をつけている点kidooom.icon
逆に言えば、議論において黙って静かにしていることは、実は透明になることではない。それは黙っていようがなんだろうが、「そのアイデアに賛同しません」という意味である、「そのアイデアはそこまでおもしろくないですね」と発言しているのと全く同じ意味である。
沈黙でいることは、反対意見の言明に近い
slackのアイコンだけでも良いからリアクションを取る 特にリモートワークの会議でファシリテーターをした時、周りのリアクションが無さすぎると反対・無視されているような感覚になる だから、なるべくカメラで顔を見せてリアクションを取ったり、アイコンやチャット、たまにはマイクで相槌をして反応をとることがリモートワーク会議で重要
ティム・インゴルドは、私たちの生とは「応答し続けること」であると述べた。完全独立した私自身から、美しい理想的なアイデアが、ある日突然浮かびあがってくるのではない。生きることとは、他のものたちの生に応答することそのものなのだ。そしてその応答は、また翻って、他のものたちの生をいきいきとしたものにする。
だとすれば、応答しないあなたは、一体なんのためにそこにいるのか?
何も反応しない安定しきった人は、なんのためにそこにいるのか?
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