タンパク質は摂り過ぎても駄目だし、摂らな過ぎても駄目
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三大栄養素の中で、老化や死亡率にもっとも大きな影響を及ぼすものは、たんぱく質であろう。多くの動物種において、最長寿命を記録したのは、低タンパク質・高炭水化物を摂取した場合であり、タンパク質と炭水化物の最適な比率は1:10で、タンパク質のエネルギー比率は全体の10%程度にまで低くしたほうがよいといわれている。 今まで、他のメディア等で聞いてきた値と比べて、だいぶ低い数値だkidooom.icon
マウスでは、食餌中の炭水化物(糖質)に対するタンパク質の比率を減らすにしたがって、平均寿命が〜30%ほど延びることが報告されている。興味深いことに、世界でもっとも寿命の長い地域である日本の沖縄の伝統的な食事では、タンパク質からのエネルギー摂取量が全体の9%程度になっている。 p97
魚類や豆類