クレバス
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クレバス(英語:crevasse)とは、氷河や雪渓などに形成された深い割れ目のことである。片仮名表記ではクレヴァスとも書かれる。
自分は氷河や雪山に行ったことがないので、実物を見た経験はないkidooom.icon
クレバスの壁面は垂直に近く、その幅は数センチメートルから数メートル程度と様々である。底部までの距離は主に10メートル前後で、時に数十メートルにも達し、壁面下部は雪が圧縮され固結した氷状となっている。クレバス内には、氷が融解してできた水が流れている場合もある。場所によってはクレバスの地表面が雪に覆い隠されていることもあり、この場合はクレバスの発見が困難になる。このような隠れたクレバスを、特にヒドゥンクレバス(hidden crevasse)と呼ぶ。 クレバスに転落して負傷や死亡する事故はしばしば起きている。例えば、1981年6月10日に天山山脈のボゴタ峰の氷河上で、京都山岳会登山隊の隊員が下山中に雪に覆われて隠れたクレバス、つまりヒドゥンクレバスへと落下した。クレバスの上までクレバス内の彼女の声は聞こえても、数十メートル下の狭い隙間へ滑落した彼女に救出の手は届かず、結局、彼女自ら生還を断念せざるを得なかった。彼女の遺体は14年後の1995年に発見された。 もし氷山を移動することがあったら、ヒドゥンクレバスには要注意する
雪の上を歩く時は常にクレバスが下にあるかもと用心したい
登山中に死亡した場合で遺体の回収が困難な場合は、クレバスに埋葬されることが習慣となっている
そうなんだ・・・kidooom.icon