かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた:二つの帝国を渡り歩いた黒人興行師フレデリックの生涯
https://gyazo.com/26986e307385f637c5365cae68de91a4
AMAZON
目次(Amazonページより)
プロローグ 生きるか死ぬか
1 南部のなかの南部
2 フレデリックの修業時代
3 モスクワにまさるものなし
4 最初の富
5 ロシア人になる
6 喪失と逃走
7 コンスタンティノープルでの再起
8 アメリカ市民権を求めて
9 ジャズのスルタン
エピローグ 死者と生者
アメリカ南部、南北戦争後の1872年生まれの黒人フレデリックの生涯
自由の国のはずのアメリカでは黒人という見た目で強い差別をされたが、イギリス・フランス・ロシアと西に渡るにつれて肌の色に対する差別が消えて生きやすかった時代
その代わり、ユダヤ差別や宗教上の差別が強くなっていた
ボリシェヴィキからの逃走
第一次世界大戦頃に逃げ込んだオデッサの治安の悪さ
フレデリックの順応性、生命力、たくましさに憧れる作品