新しい世界 世界の賢人16人が語る未来 (講談社現代新書)
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第一章 コロナと文明
第二章 不透明な世界経済の羅針盤
第三章 不平等を考える
第四章 アフター・コロナの哲学
第五章 私たちはいかに生きるか
p34
トッド 社会にとって役立つ人とそれほどでもない人がいることを、今回のパンデミックが証明してくれました。この国が倒れずにすんだのは、トラック運転手、スーパーのレジ係、看護師、医師、教員のおかげであり、金融マンや法律を巧妙に操れる人のおかげではなかったのです。
イギリスのジャーナリスト、デイヴィッド・グッドハートが指摘した「エニウェア族」(移動するエリートたち)と「サムウェア族」(地元にとどまる人たち)の対立
EU残留に投票したのが「エニウェア族」
EU離脱に投票したのが「サムウェア族」
p79
タレブ「極端なリスクにはパラノイア的に警戒し、有益な小さなリスクを取るのです」
規模の変容
p84
タレブ レストランの経営者はテーブルを50台所有するのも多すぎると感じるでしょうが、自動車メーカーにとっては3万人の雇用でもまだ足りなく思うでしょう。
p85
「地球が燃えている」
「マルサスの法則」から「イースタリンの逆説」へ
ボーモルのコスト病
社会のウーバー化
「ヤバい経済学」にある母親と同居する多くの麻薬の売人のエピソード
裕福になれるのはボスだけ
トマ・ピケティは世界からビリオネアを無くしたいと思っている
フランスのマクロン大統領による、連帯富裕税の廃止は失敗だと指摘
メリトクラシー
人生は絞首刑へ向かう旅
その途中に綺麗な景色、希望を楽しんだっていい
最後には死ぬ結果を受け入れる旅