沖縄でリモートワークしてきた話
2021/10/24から2021/10/30まで7日間沖縄に行っていた
10月下旬から花粉症がひどくなって辛すぎたので花粉が(すく)ないという沖縄に行ってきた
会社もリモートワークだし、PCと身一つでなんとかなるだろうという気持ちで羽田へ
ノマドワーカーの現実
普段から会社もリモートワークなので仕事上の問題はないわけで、特に言い出すこともなく沖縄に行った
とりあえず那覇市内にあるコスパ的な旅行&ビジネスホテルのシングルルームに泊まる
しかしこの部屋、PCを置いて作業できるような机がないのである
テレビは壁掛けになっていて壁道寝のような狭い部屋。ビジネスマンが一泊するためだけのような部屋
ネットは一応あったがこれがひどい代物で早さは1.6Mbpsとかでしかも定期的にプチプチ切れるときた
これじゃあ仕事にならないということで那覇市内のコワーキングスペースなどを探してウロウロする
いくつかのコワーキングスペースを梯子したが、どうも落ち着かないし集中できない
普段なら何時間かいたらその後普通に帰ることができるが、ホテルで仕事ができない以上そういうこともできない
だが長時間滞在するにもお金がかかるし、何より見知らぬ場所で集中するのもなかなか難しい
そういうわけで結局机のないホテルの部屋に戻り、ベッド寝ながらでハッカースタイルでパチパチするしかなかった
普通に疲れたしまったく仕事も進まないので参った。しかし周りに知らない人がいないというだけで集中力は上がった
ここでわかってきたノマドワークの現実としては、
好きな場所で仕事をするにしても、安定して仕事できる本丸が必要、である
安定とは、「知らない人がいない」「ネット、電源が安定している」「ちゃんとした机、椅子がある」
この三つである。こんなのオフィスや自宅では当たり前だったわけだが
しかしいざ遠い土地にいってみるとまったく当たり前ではなく、これを準備するのは難しいということがわかった
ウィークリーマンションにうつる
とにかく部屋で仕事ができないと困るということで3泊したホテルを出てウィークリーマンションに移る
ウィークリーマンションとは実際なんだろうと思っていたが、自分が泊まったところは古いマンションをそのまま転用して運営しているところだった
見かけと内部はまったく普通の古いマンションそのままだった
広さとしてはTHE・ワンルームという狭い部屋。しかし前のホテルよりは広く、机と椅子も一応あったのでマシだった
ネットも安定していて、仕事をするには最低限の環境は手に入った
机と椅子
ウィークリーマンションに移ってからはコワーキングスペースなどには行かず、ずっと部屋で仕事をしていた
近くにコンビニもあり、なんとUber Eatsも届いたので、家と同じようなスタイルに落ち着けた
コンビニとUber Eatsはすごい。時短営業とかいう悪行のせいでまともに夜外食できない現代においてこの二つはまごうことなき神である
しかし別の問題も出てきた。机と椅子がひどいのである。
机はともかく、椅子がひどい。木製でクッションもなく、すぐに腰と尻が痛くなった
仕方がないので枕をクッションがわりにひいたら少しはましになった
だが家やオフィスよりは捗らなかった。あと夜外から変な音がした。
花粉と沖縄
沖縄では確実に花粉症は良くなった。戻ってきて速攻で涙目になったので間違い無いと思う。
10月下旬とはいえ沖縄の気温は27度とかで普通に暑かった。半袖しか着なかった。
那覇は県庁所在地ということでそれなりに栄えてはいたが、やはり枯れ目の県庁所在地という印象だった
人も少なく、観光でないと行くところがかなり限られてしまう、そんな場所だった
電車がないので、車や最低限原付くらいはないと厳しそうな感じではあった
花粉がないことと冬の気候がいいので、年の一時期滞在するのはありかなーと感じた。
移住するには流石に遠すぎると感じた。いくら飛行機に乗りやすくなったとはいえ、気軽に本土に行ける距離ではない。
お金の話
今回の滞在費は、
¥65000 飛行機代
¥20000 宿泊代(6泊)
¥15000 生活費
といった感じで、大体10万円くらいかかった。なるほど高いじゃねーの。
というかほとんど飛行機代なんですが。宿泊代はかなり安く済んだと思う。その代わり狭かったわけだが…
沖縄に行くのは13年ぶりくらいだったのだが、特に変わったという印象はない。Suicaでゆいレールにのれるのは便利だった
次回はあるのか
家に帰ってきてまず感じたこと、それは「俺んち広っ!」である
日々生活している場所だが一週間過ごした部屋と比べるとめちゃくちゃ広いと感じた
圧迫感というか心の余裕が全然違う。机と椅子があればどこでもいいなどということはなかった
やっぱりお家が一番!それを味わうのもまた旅行の醍醐味であろう
大学生の時1ヶ月くらいヨーロッパを旅行していたが、その時も常に何か(チェックアウト)に追われていた
旅行中はホテル、コワーキングスペース、交通ととにかく色々なものが背後から追ってくる非日常生活を強要されるので、とにかく落ち着かなかった。旅行ならともかく、仕事をしに行っているわけなので、これが非常にストレスになった。
自分は自由人でノマド気質だと思っていたが全くそんなことはなかった(知ってたけど)
「安住 is 神」
自分もなんだかんだ藤沢に合計10年以上住んでいるけどそういうのもあるんやなって気がします