思考を捨てる
論理とは、思考の形式及び法則。論理的な考察は当たってる筈です。
では、人狼ゲームで考察が外れることがあるのはどうしてでしょうか?
答えは簡単。論理にキズがあるからです。これを誤謬と言います。
個々の論証における誤謬を認識することは難しく、時間がかかります。
ゲーム中、一貫して誤謬の無い考察を落とすのは中々できません。
考察の精度を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、それを解決する一つのアイデアとして、思考を捨てることを提案します。
将棋はある盤面で平均して80通りの指し手があるそうです。
しかし、将棋棋士はその盤面から一瞬で70通り以上の指し手を捨て、数通りの指し手に絞って考えます。
だから、コンピューターでなくても深く、早く考えることができるのです。
このように、思考を捨てて考えることをミニマル思考といいます。
人狼ゲームで応用すれば考えることが少なくなり、一つの疑問に対して深く考えることができるので考察の精度が上がります。
ミニマル思考のポイントを以下に載せます。
問題提起
↓
原因分析
↓
解決策
問題提起 実害のないことで騒がない
①気分ではなく事実で語る
②勝敗にかかわることを考える
③主語を変えて考える
原因分析 変えられないものを変えようとしない
①心がけより仕組み
②過去より現在
③見かけの原因に騙されない
解決策 もっとクールな手はないか?
①禁止令、罰則は最後の手段
②本末転倒になっていないか
③解決策がまずいときは原因分析・問題提起に戻る
途中まで書いた。by白熊