【狂人の占い騙り連続講座】
ツイッター上に残した【狂人の占い騙り】シリーズを、あらためてこっちにまとめておこうと思います。中には補講分として、追加で説明している場合もありますので、この機会に是非、学んでみてはいかがでしょうか?
初めにですが、そもそも「なぜ、狂人は占い騙りがいいのか?」という疑問に答えておきます。
正直、7割くらいは「ボクがそもそも占い騙りで信用をぶんどるのが好きだから」という点にあります。
信用勝負、1回だけで疲れてしまうんですけど、その分楽しいんですよ。噛みの組み立ても含めて。
まぁ残り3割について説明すると、オーソドックスな17A配役の場合、狂人が霊騙りに出て霊ロラだと、騙りを割かない全潜伏型狼に対応できないというのが第一。第二に、霊ロラで轢かれるよりも手っ取り早く、吊り余裕を失わせることができるからですね。
潜伏狂人の場合は博打・不安定要素が強いです。それでモロバレの狂人アピをしても、何というか、違う気がします。18A猫みたいに、狼4匹で占い2騙りも十分戦略の範囲である場合は別ですが(猫炙りあるし)、基本は占い騙りが安定するんですね。そもそも、狂人は「噛まれちゃいけない」と思うので。噛まれる狂人は”ただの村”だ…。
【占い騙りの狂人①】
狂人は基本的に自由な役職です。それは占い騙りの場合でも同じことです。好きな位置に白黒を付けましょう。狼に「役立たず」と罵られても、気にすることはありません。狂人頼みの狼なんて相手にしないことです。
※狼自身は、狂人欠けであっても、自分でゲームメイクができないといけない立場なので、これはその通りです。ただ、初心者が「あー狂人でやらかした~」とかいう戦犯思考を抱えないようにするためのアドバイス、という意味合いもあります。
【占い騙りの狂人②】
占い騙りをする場合、狼騙りほどではないですが、それなりに信用は勝ち取りつつ、狂アピをする必要があります。ただ、狂アピは発言より結果ですることを意識した方がやりやすいです。発言で狂アピをした場合、初手噛み方針の狼を邪魔する場合があるので。
※いざ失敗すれば「テヘ★」で良いけど、出たからにはそれなりに狼のことを気遣いましょう。信用勝負を望まず「占い即噛み潜伏こそが最強の戦略」とのたまう須賀っしー的発想の人もいるので、狂アピはそれとなくに留めるのが吉です。
ちなみに僕は占い師のとき、理由以外の発言を一切頑張る気がないです。頑張ってるように見える場合は「ただ当たり前の盤面を話してるだけ」という風に捉えておいてください。
【占い騙りの狂人③】
どの場合でも、狂人は2手目黒特攻が最強だと思ってます。7吊り5人外の17A配役であれば、初手整理位置吊り→2日目に偽黒吊りで、一気に5吊り5人外にまで持っていけます。霊能が噛まれればそのまま信用勝負に移行すれば大丈夫ですし、応用が利きます。
【占い騙りの狂人④】
基本、3か所(初手黒の場合は短めでもいいので4~5か所)は、役職め&白位置に当たりをつけて、占い理由を用意しておきましょう。役職めに黒を出すのが怖い場合は、賭けずに白で大丈夫です。最悪狐を囲っていても、真が囲いを占うときに銃殺すれば万事OKです。
信用戦で狐を囲うことで「狐を銃殺してもらう」という狙いを果たすことができます。狼騙りさえ生かせればそれでいいので、あからさまに怪しい占い先でも取り繕うのが良いです。ちなみに、この村は真占いが一生狐占ってくれなかったので、引き分けとなりました。
【占い騙りの狂人⑤】
ぶっちゃけ怪しい位置が分からないという人もいると思いますが、胡散臭い発言があれば、そこをほのかに囲えば大丈夫です。または明らかに戦力そうな位置に、難癖をつけて黒を撃ちましょう。きわどい位置に撃つのは慣れてからの方がいいです。
※初心者狂人が雰囲気「あーこの人の発言強そうだから、黒撃っとこう」で誤爆…あるあるですね。良いんですよ。その失敗が、センサーや次の考察に生きてきます。経験則として「あ、実は黒っぽいぞ」ってのが分かってくるわけです。
【占い騙りの狂人⑥】
応用編ですが、3-1の陣形で「3日目に入っても占い候補から白しか出ず、霊結果も2連続白」の場合、大体囲いが入ってます。もう1つ、霊噛みや対抗の白噛みなど、外堀を埋めるような噛み筋も囲えてるサインと捉えていいでしょう。噛みで察することができれば上級者です。
※盤面的に、白占い&白吊りが続いている場合①両偽②2騙りがない限りは、ほぼ囲いが入ってると考えた方がいいです。仮に狂人視点で真占いがいないっぽいと感じたら(例として、初手囲いができていて、占い結果●→霊結果●で噛まれてない)、わざと狼位置に黒を撃ち、囲った位置と対立構造をつくるといいでしょう(要するに1囲い1誤爆)
【占い騙りの狂人⑦】
狂人は信用勝負をしてはいけない、と良く言われます。実際そうだと思いますし、特攻で散るのが華なのが狂人です。また、自分の白から2死体出て「てへっ☆」するのも狂人です。信用勝負は「表面上」挑んでいるだけという考えの方がいいかもしれません。
【占い騙りの狂人⑧】
気楽なのに難儀な役職、察して動くが信条の狂人なので、センサー力は普段の村で磨くことをおススメします。その際、あいつの発言のどこが黒要素だったかは経験則で得られますし、その経験が占い理由に生きます。メタではないですよ。人外の発言傾向を見るのです。
【占い騙りの狂人⑨】
真占いと同様「こういう占い方針でいこう」とビジョンを持つのは大事です。実際の結果は真占いや狼以上に見えないので、占い位置を考えるときは「占いの時より真剣に」吟味しましょう。文字数の話ではないですよ。
ここら辺まで書き上げて、あとがきといきます。正直15回やると言ってて、書く内容に果てしなく困って打ち止めとなりました。小難しそうに書いてありますが、要するに慣れです。プロフェッショナル(もどき)的な視点で狂人騙りをすると、こうなりますよってことです。ね〇わレベルなら騙せます。
センサーか盤面、どちらで推理するのが好みかというと、センサー派です。言葉尻をつかむのが好きで、隙があればそこを叩きます。いちゃもんが得意な奴は、”占い”という立場、力の強さを借りて騙る方が、本来はいいんです。
盤面操作が得意な人は、噛みで崩します。どこかのし〇さかとかいう野郎が言ってた気がしますが、センサー一本でも、噛みという”絶対的な情報”の前では、推理が大崩れすることがあるんです。その点で、そもそも占いでの信用勝負を忌避する人もいます。ただ、これはあくまで”狂人”なので、切られても、信用戦続けても楽しい。どんなときでも「占い騙り」を気楽に楽しめるのが、狂人の占い騙りの魅力だと思うんです。(終わり) #Thank you !! by ウルトラマン