ビッグシンカー
広い視野を持ち,領域横断的に,歴史的知見に基づいて大きな考えを述べる,世界的に影響力の大きな人々,みたいな意味だと思う.たとえば,Big Thinkers- The Ethics Centreに挙げられているような人々.そのWebページで挙げられていて,かつ存命の人でいうと,スティーヴン・ピンカーのような人が代表的だろう.他には,『ブラックスワン』,『反脆弱性』のナシーム・ニコラス・タレブなど. ピーター・バークのいう「博学者」と重なる点も多いように思われる.一方で,博学者というと多く単にすごく物知りであるという響きがあるのに比べて,ビッグシンカーと呼ばれる人々は,社会に積極的に働きかけるというところに違いがあるのかもしれない.存命のビッグシンカーの書籍は日本語訳もされて,ビジネス書的な文脈で話題になることも多い.ここでは,そうした著者をリストアップする. スティーヴン・ピンカー
ナシーム・ニコラス・タレブ
マット・リドレー
ユヴァル・ノア・ハラリ
ジャレド・ダイアモンド