2025年2月8日
今日はリトルKの誕生日。このところ言葉も増えて、「いやだ、いやだよう」などともいうようになってきて、成長を感じる。
四谷三丁目の消防博物館へ。地下から2階まで吹き抜けになった広いスペースに、消防ヘリが吊り下げ展示されており、のっけからテンションが上がる作り。まずは地下へ降りて、古い消防車が展示されているのを観る。大きさで言えば今の消防車と変わらないだろうけど、エンジン部分が大きく前に迫り出す形のものは、やたら大きく見える。かっこいい。
エレベーターで6階まで上がり、展示を順に見て回る。災害についての企画展。そこから下は常設展で火消しからの歴史を展示している。中でも、江戸町内の纏を並べた展示に深い印象を覚える。「町内」的な枠組みと纏を思い思いにデザインする江戸の「粋」との融合。こういうところにやたら凝るのが「日本」という感じがする。その他、消防車に塗り絵したのをスキャンしたら、映像に取り込まれて走り出す趣向にも感銘を覚えた。リトルKはいまいちよく分かってなかったみたいだったが。
昼食を取ろうと適当に調べた店に行ってみたら、何やら飲屋街っぽい雰囲気。ここがかの名高い荒木町と知る。目当ての店はしまっていたのだが、うどん屋さんが空いていたので入った。うどんとビール。
ポーラ⻘山ビルディングで、レッジョ・エミリア・アプローチをテーマとした「ボーダークロッシングス」展を観る。リトルKは残念ながら寝入っていたので観られなかった。自然とたわむれる情操教育みたいなイメージでいたのだが、意外にも(?)テクノロジーを積極的に活用しているのだという。子供がウェブカメラで動画を撮影したり、画像・動画ソフトで作品を作ったりなどもしている。自然のものやありふれたものを素材に、よく観察して、意外なものを作り上げていくというプロセスは普通に楽しそう。
教育というと、子供のためにするということであって、大人はむしろ支援する立場にとどまってしまうように思える。むしろこういうのは、大人こそ自ら実践していくべきことなんじゃないかと思う。また、ふだんおもちゃをあれこれ買ったりして、そこには自分の趣味嗜好もある程度反映されてしまうのだが、あらかじめ文節化されたものばかりではなくて、混沌の中から自分たちで意味を見出すようなことをもっとする方がいいのではないかみたいなことを思ったりした。
会場を出たあたりでリトルKが起きだしたので、広場のあるカフェによってお茶したり、リトルKとボール遊びをしたりする。最近「サッカー」といいながらボールを蹴ることを覚えたので、広場でボールを蹴って遊ぶ。
リトルKを寝かしつけた後、明日の公聴会に備えて、スライドを復習。
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