2025年1月21日
リトルKを保育園に送った後、Kと喫茶店で朝食。
DeepSeekからリリースされたR1モデルが話題になっている。相対的に小さなサイズで既存モデルに匹敵するパフォーマンスが出るとともに、それがMITライセンスで自由に使える形でリリースされている。高性能なAIがどんどん低価格で使えるようになっていくのは喜ばしいことであるとともに、ある種の不安も首をもたげる。
AIを自ら構築する余力のない国・組織は、覇権国家の提供するAIを使わざるを得ず、特定の意思の反映されたモデルを中核として、今後ますます知性のベースに近づいていく情報システムを構築せざるを得なくなるだろう。そういったところで陰謀論ともいえまい、という気にもなってくる。OS、ブラウザ、CPU/GPUなどは既にグローバルな限られたプレイヤーによってしか作られなくなっている。それらは、サプライチェーン的な意味でのリスクはあるとはいえ、ニュートラルな計算資源に過ぎない。AIについては事情が異なるだろう。
同時に、アメリカでは大統領の就任とその後の矢継ぎ早な政策的決定に関する報道がされており、そちらはそちらで大きな動きになっている。世の中はますます混迷を深めている。
自分のコミュニケーションのしかたが雑になっていてよくないと感じる。改めなければ。
伊藤之雄『真実の原敬 維新を超えた宰相』の続きを読み、読了。著者が原敬をこれまでの利益誘導的な政党政治家としてのイメージから救いたいというのはわかるのだが、どうにも解釈が強引なように思えて、いまいち乗り切れなかった。他の本ももうちょっと読んでみないとなあ。 まずは仕様を相談してファイルに書き出し、そのファイルを読み込んでCursor Agentで一つずつ実装してもらった。とりあえず動くというところまでは1時間ほどでできた。文ベクトルを作るのが確かにすごく速い。一方で、検索エンジンとしては総当たりで類似度を測る実装に今のところなっているので、1,000冊以上ある書籍ファイルのインデックスを作ったらパフォーマンスが出ないだろうという気がする。まあ、その辺はおいおいやっていこう。
インデクシングはローカルでやるとして、検索はGoogle Cloudあたりにデプロイしてサーバサイドでやれるようにして、先日からいじってるn8n経由でDiscordから呼び出せるようにしたいなあと思っているところ。
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