2025年1月15日
今日は一日、新規事業の戦略合宿。目標とアプローチの方針、ロードマップを描いていく。オーバービューを述べた後は時々口を挟みつつ、冒頭以外はメンバーに進めてもらった。事業に対する解像度が上がって、良いものになっていける実感を各人がそれぞれ持てるようにしていきたい。
夜は、クォーターに一度の日本CTO協会の理事・幹事懇親会。今年は内外ともに大きな動きがあれこれとありそう。新しく強力なメンバーも増えた。これからがますます楽しみである。
それにしても、ある種の場において自分の発揮し得る価値がどんどん目減りしていって、ほとんど残り滓のような感じだと思う。先行者メリットによってなにかしらのポジションに立てているというのはあるのだが、それは実績以上に自分をよく見せられているということで、良くも悪くもある。一方で、そのマジックももはやほぼ消滅したと思える。このままでは、残り滓も燃え尽きて終わっていくだろう。
自分がどうなろうと、それだけならそれはそれで別にどうでもいいといえばいえるのだが、そうもいってはいられない。なにかしら飛躍できるような結果を出さなければならないと思う。いくつかの方針は考えてはいるのだが、当然どれも困難かつ不確実な内容だ。しかしやりきらなければどうしようもないとも思う。
とはいえ、そんなに深刻にとらえたところで解決確率が上がるわけでもなく、むしろ悪い方向にいってしまうだけだろうとも思う。楽観的に思っておくことも必要だろう。というか、文章にするとやたら悲観的な感じに見えるが、気分としてはそういうわけでもない。単に現実を客観的にとらえたら普通にはそういう状況だろうということを記録しているだけである。
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