メンタリング
メンターなるものをやるのでメンタリングとは何なのか調べよう
前にやったことある気がするけどもはや記憶にないので初体験と言ってさしつかえない
前提条件:
私はいたって普通のメンバークラスのエンジニアです
新入社員の方のメンターをする
スキルレベルはちゃんとわかっていないが新社会人・新卒というわけではない
マネージャーは別にいてそっちはそっちで多分1on1やらなにやらをやると思う
要はオンボーディングプロセスの一環としてのメンター制度
とりあえず手元にあった「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」から引用してこよう
メンターとは、一般にチームの新人に1対1で仕事上の指導や助言、精神的サポートなどを行う専任の指南役のことです
傾聴
人的管理において基本中の基本とも言えるのが「傾聴のスキル」です。傾聴は、相手に共感を持つ上で必須の要件であり、かつまたできる上司になるための基本スキルです。
明確な伝達
相手が為すべきこと、出すべき成果を的確に伝える
新入社員(not 新卒)のメンタリング
新入社員のメンタリングは非常に大切です。そうしたメンタリングをあなたが命じられた場合、指導内容としては、新人のための研修、スムーズに会社に溶け込んでもらうための支援、あなたと新人の社内での人脈づくり、等が挙げられます。
メンター役のあなたにとって、これは新人のフレッシュな目を借りて自分の会社を見つめ直す好機です。社内のちょっとした手続きや流儀、呼称や合言葉の数々が日常になりすぎていて新人にとっては理解の範囲外という状況でも、先輩社員たちは気づかない場合があるのですが、それにきづければ明確に説明することも可能になります。不文律というものはこのように新人が溶け込むのを阻む要因となりうるばかりか、メンターであるあなた自身の務めの妨げにもなりかねません。ですからこの機会に新人のフレッシュな目を借りて周囲を見直してみるべきです。
これはたしかにそうですね
ところで、新人を他の先輩社員に紹介する場面は、メンター自身のチャンスにもなります。社内では随所に様々な人脈が張り巡らされ、知識や情報が飛び交っているものです。メンターであるあなたの人脈に新人を加えれば、新人が社内の事情に精通する上で助けになるでしょうし、その新人がこれから築く自分なりの人脈にあなたが加われば、その人脈を介してあなたにもまた新たな可能性が拓けます。
たとえあなたがマネジメントに全く関心のないタイプの人であっても、複数のチームを擁する企業で、信頼に裏打ちされた強力な人脈を構築し情報やアイデアを共有することなくキャリアを重ねていくのは非常に困難です。職場というものは人間とその相互関係を中心に築き上げられており、そうしたネットワークこそが、マネジメントに関わるものであれ個々の技術的職務に関わるものであれ、あらゆるキャリアの基盤になっているのです。「人脈づくりは時間と労力を投資するに値するもの」という見方を常に持ってください。
ハイ...
意識高い系大学生に囲まれてきたせいで人脈アレルギーなんですがこんなに言われると治ってきた気がする
みんなも人脈、つくってるんですか?俺の知らないところで
メンターになったら
あなた自身がメンターになったら、メンティーに何を望むのかを告げる必要があります。例えば「予め質問したいことを考えて、いくつかまとめて事前に送ってください。」といってあげるのです。また、あなたがメンタリングにどれだけ時間を割けるのかもはっきり知らせましょう。こうしたあなたの妖精に応じて相手が質問してきたら、率直に答えてあげてください。せっかくメンターになったのです、特にほとんど初対面の相手を指導するときには、相手の間に距離があることを逆手に取り、淡々としたプロらしい態度で、相手が自身の上司や同僚からは得られないような率直なアドバイスをしてあげてください。
なんで逆手に取るの
メンターの心得
常に好奇心を絶やさずオープンな心で
相手の言葉をよく聞き、相手の言葉で話す
人脈づくり
傾聴しましょう、チームを見つめ直す好機としましょうというのはまぁそうだねという感じだけど、自分と相手の人脈づくりのきっかけにしてしまいましょう、というのはなるほどなと思った
正直一定規模以上の会社だと名が通ってるかどうかってとても重要なものだと思ってるのでいい機会ですね
------
参考リソースその2 「新入社員が来てメンターになれって言われたけど、どうすればいいのかという対話テクニック」
こっちの方がより詳しく踏み込んでいる印象で面白かったけど、この記事でのメンターの役割が新人教育という目的で、今回の自分のオンボーディングプロセスとしてのメンター制度とは若干役割が違っていそう。
というかこういう類のことは自分には教えられる・気づきを与えられるものがあんまりないと思う。恥ずかしながら
なにか計測できる目標をたてる必要があるかというところは少し考えてもいいかもしれない。でもオンボーディングだからなぁ。チェックリストみたいなものをクリアしていこう、くらいのものだろうか。チェックリストはすでに近いものがあるので、それをもう少し技術的な面をカバーした項目にして一緒にウォッチしていってもいいかも。
-----
色々書いたけど、結局の所自分が入社時にどれだけちゃんとオンボーディングのプロセスをしっかりやってもらったか、というところでこういうことをしっかりやろうと思えるか・意義を理解してモチベーション高く取り組めるか、というのが大きい気がする。自分は現職が今まで働いた会社の中でもしっかりやってもらったなという感想を持っているし、それによってスムーズにプロジェクトに参加できたので、自分もしっかり取り組もうという気持ちになっている。そうじゃない人はおざなりにしてても正直同情してしまう。