ペルム紀の大量絶滅
参考!おもしろい
ペルム紀末(2億5200万年前)に起こった大量絶滅。これまで起きた5回の大量絶滅の中で、最大。 地球上に存在した種の90パーセント以上が消えた。
大量絶滅の原因
すべての大陸は1ヶ所にあつまって、超大陸「パンゲア」を形成していた。 パンゲアの誕生によって気候と海流が劇的に変化し、暑く乾燥した時代が訪れる。 大陸が衝突したことによる火山噴火の勢いが急激に増したことが一つの原因と考えられている。 また2006年6月に、南極大陸東部の氷床下に直径約480kmのクレーターが発見され、巨大隕石の衝突も大量絶滅に関与していたのではないかと考えられている。 地球の奥深くから上昇してきたマグマ。地殻と接触して、地表を溶かしてしまった。現在の中国あたり。
溶岩と有毒ガスが温室効果を高め、海は酸性になり、オゾン層はぶっ壊れ、大変なことになった。
活発になった火山たちは、100万年もの間噴火し続けた。特にロシア北部の火山の噴火が激ヤバだったらしく、シベリアの20万平方kmの土地が溶岩で埋め尽くされたらしい。
現在残っているのが、このフロリダ州よりも広い玄武岩の巨大な塊「シベリアン・トラップ」。
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絶滅後の時代は菌類が支配した。倒木を食べて大繁殖した痕跡が化石になって残っている。