コードレビューでIMOやNITSを使わない
コードレビューにおいて、IMO(= In My Opniton)という前置きをして「自分はこう思う(がどうするかは貴方にまかせる)」と指摘をする方法があるが、自分はある時からそういう言いかたをしないようにしている。同様に、NITS(=Nitpick)という前置きをしてその指摘が些細なことであることを示すこともやめた。
レビューでは「私は(自分の経験・知識から)こうしたほうがいい」という指摘になることがけっこう多い。もちろん、客観的に自明なことであったり、定量的な根拠がある場合もあるが、それと「私の意見であること」を分ける意味もないと思うようになった。また同様に、結局直してもらうのであればNITSであるかもどうでもよくて、単に「こうしてほしい」と言えばいい。
そういうポリシーでやっていると、まだ言語化できてない違和感ような指摘はやりにくくなるようにも思う。ただ、そこは素朴に「なんか気になるので話したい」と言えばすむ話だろう。