背中を預けられる人を作る
最近、採用面接の中で「マネジメント職としてある程度の規模の組織をみるにあたり意識していることは何か?」という質問をされた。その時は「右腕、左腕を作る」と回答したのだが、「背中を預けられる人を作る」と言い直したい。
今の会社のエンジニアはだいたい100人くらいで、全員の顔と名前、ざっくりとした専門領域を把握するのはなんとか出来てると思っているが、流石に知らないことのほうが圧倒的に多い。また、事業領域もそれなりに広く、使っている技術もサービスによって様々だ。
そうなると、チームや技術領域のような単位で状況をまとめてもらい、それらをさらにまとめて全体を把握することになるだろう。各領域の状況をまとめてもらう人は「背中を預けられる人」がいい。「俺はこっちを見ておくから、そっちは頼む」と思える人。黙って倒れずに「こっちがやばい!助けてくれ!」と言える人。そういう人を探したり、育成することを意識しているように思う。