自存在を「人間」でないものとして自称する者たちについて、けむしが違和感なのは、
けむしは一定、「人間」に特別な地位を置いている(人間にしかできないこと、人間礼賛)。逆に言えば、「それ」を持っている者を「人間」と呼んでいる(持たなければ、人間ではないor「死」)。ゆえに、「それ」を持ちながらも、「人間」の地位を名乗りたがらない(しかし「それ」を捨てることもない)者たちに対し、富裕層の特権性を持ちながらも「私、自分が金持ちだとは思えないのよね、金持ち以外の名乗りをしよう」とかいうのに似た違和感を受ける。