後で批判する。
あままこ 2023-09-04「#ペドフィリア差別に反対します」について思うこと
1,
あままこさんは、
『「LGBTQ+にペドフィリアが含まれないと主張することがなぜ差別になるのか分からない」』
『LGBTQ+にペドフィリアが含まれるか含まれないかは、僕は別にクィア理論やフェミニズムの専門家ではないので判断できません。』
と一方では言っておきながら、
『LGBTQ+にペドフィリアが含まれないと主張したって、別に差別ではないでしょ』
『「LGBTQ+に含まれないから、差別されている」とは主張できない』
と述べている。
そしてその理由として、以下を述べる。
『それをいうなら、シスジェンダーの異性愛者はLGBT+に含まれないから、差別されているということになってしまいます。
コバヤシ氏は「LGBTQ+の中にもペドフィリアはいるのに、王谷氏はそれを無視している」と主張します。ですが王谷氏が述べているのは、上記の発言を読む限りあくまで「『LGBTQ+が指示する概念にペドフィリアが含まれている」という主張の否定です。
要するに「LGBTQ+はコミンテルンを支持しているという意味だ」とか、もっと馬鹿げて言うなら「LGBTQ+はりんご好きだ」とかいうのはデマであるということと同じことなわけです。
もちろんLGBTQ+の中にはコミンテルンを支持している者がいるかもしれないし、リンゴ好きもいるでしょう。しかしだとしても「LGBTQ+」と言う概念に、コミンテルンを支持するかは関係ないし、ましてやリンゴ好きかどうかは全く関係ないわけです。』
まず、厳密にいえば、「シスジェンダーの異性愛者」であっても、ジェンダーアイデンティティや指向性別以外の部分で性的マイノリティ(クィア)であることはあり得る。したがって、「シスジェンダーの異性愛者はLGBTQ+に含まれない」のが当然だ、とは言えない。しかし、ここでは指摘に留め、以下ではあままこさんの言わんとしている意図を汲み取って解釈することにする。
あままこさんが、「シスジェンダーの異性愛者はLGBTQ+に含まれない」「りんご好きはLGBTQ+に含まれない」という例を当然妥当なものとして挙げるとき、そこには、「LGBTQ+というのは、性的なマイノリティのレズビアン、ゲイ、トランスジェンダー、クィア、クエスチョニング、等々を(政治的連帯のために)一緒にカテゴリー化した集合概念である」といった前提知識がある(既にあままこさんは前提知識として持っている)。そうであるからこそ、どの点においても性的マジョリティな「シス・異性愛者」は定義上含まれないよね、と言えるし、セクシュアリティのことが関係ない「りんご好き」とかも含まれないよね、と言えるわけである。
「ある概念に含まれないこと自体が差別であると言っているのか?なら……」と藁人形を持ち出しているのである。