言語の本質 - 今井むつみ/秋田喜美 著|中央公論新社
https://gyazo.com/e368e28d5f2d4f4d9f33ffc8f7525367
実家の近所の本屋で衝動買いした
大賞として目立つ場所に置かれていたのでkembo.iconが自然言語に関心あったことから買うしかなかった 結果としてめっちゃ良かった
「オノマトペって不思議」から始まって
「言語を操る人間とそれ以外の動物の違い」まで話は広がる
ちゃんとした学者が書いているだけあって、少ないサンプルで安易な結論に飛びつくことはしない
丁寧に色んな分野の事例、色んな言語の対比から結論を導いている
あくまで新書なので論文のように厳密ではない
飽きない程度に具体例などを挙げつつざっくり概要がわかるように説明してくれている
「言語の本質」という結論についても絶対的真理などではなく仮説のひとつだと言っていて好感が持てる
しかもそれはただの予防線ではなく、このことが本書で語られてきたことと色々符合してめっちゃまとまりのいい結論に落ち着いていて美しい
以下知見メモ(あとて個別ページに色々書く)