独学大全の読書メモ
動機
独学のモチベを保つ方法を知りたかった
こういうハウツー本って読んだ後すぐに忘れて終わりになってしまうので
書き出して定着
整理して見直せるように
ハウツーって腐るほど世の中にあるし、反対のこと主張してるのもあるし、どれが正解でどれが効果ないのか分からないし、どうすれば良いんだろうね
この本がスゴイ良いとかではなく「モチベを保つ手法みたいなの知りたいな」と思ってたところでたまたま目に入ったから買った
志の強さは、それを立てた瞬間ではなく、志を結び直した、その繰り返しで決まる
意思の強さは、揺るがない心に宿るのではなく、弱い心を持ちながら、そのことに抗い続けることで強くなる
なぜそれをしたのか?しなかったのか?と自問自答し理由付けすることで、出来事と行動と人格が一貫するように結びつけ直す
自分がどういう人間であるかを説明する自己物語を、繰り返し語り直し演じ直す
精神分析をするほど、それに寄せてっちゃう話と同じやね。ようは自己暗示的な
その手段として「学びの動機づけマップ」を活用することで、原点に立ち戻り、そこから現在に繋がる影響を繰り返し語り直すことで、志を強くする
本当にそうか??
プランニングせよ
計画を守ることに意味はないが、計画を立てることに意味がある
自分にできること、できないことを考えるようになる
自分の思考を客観視できるようになる
計画を立てることで失敗から学べる
何が想定外だったか、何が原因なのか、次はどうするか。計画を立てるから失敗できる
技法:学習ルートマップ
現状と目標を書き出し、目標に辿りつくために何が必要かのルートを作っていく
学習ルートマップを作成することで、ゴールを見失わないようにする
作成時は未勉強なため分からないが、勉強することで分かることが増え、常にルートは更新されていく
学習者は今学んでいる一点に集中するものである。自分の足元だけを見つめて歩き続けるなら、自分がどこにいるか、そしてどちらを向いているか、見失っても無理はない
ゴールを見失っちゃうのあるあるだわ……
やる気の出し方
やる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気が出る
行動→良い結果→やる気→行動→良い結果→やる気、という好循環のなかでやる気は生まれる
スモールステップにして成功体験を得る
技法:2ミニッツ・スタート
二分間タイマーをつけて作業をする。タイマーが鳴ったら「続ける」か「やめる」かを選ぶ
夢に重さを与える
大抵の場合、人の夢には重さがない。だから、いくつでも望むだけ担える気になってしまう。そして何1つ取りかからずに時を過ごし、後悔することになる
定量化して容易に達成できるレベルまで小刻みにする
社会的な縛り
かつて周到に計画したプランよりも、現在の刺激の方に左右されてしまう
これらが人間の仕様であることを受け入れ、活用すること
社会的動物であるために社会的な影響によって、自分の行動、思考、判断などが影響を受け制約されていることを知っている
この仕様もまた受け入れ、独学のために活用すべきである
技法:ゲートキーパー
来週までにやるべき事項を書き出し、繰り返し会う人に手渡す。SNSに投稿するのでも良い、受け取り手が監視や命令する必要はない。
何を学ぶかを探る
探索のパラドックス:探しているものを知らないなら探すことはできない
技法:カルテ・クセジュ
取り組もうとしている分野や課題について、思いつく限り書き出す
思いつくことなら、なんでもいい。知りたいこと、気になること、知っていること、名前や用語、名前は分からないが「……みたいなやつ」など
知っていることを四角で囲む
四角で囲んだものから気になる/大事そうなものを調べる。調べたものはさらに四角で囲む
短時間でできる調べ方。辞書、辞典や Wikipedia など
項目同士で関係がありそうなものを線で結ぶ
囲みのあるなしは気にしなくて良い。
調査と結びつけを繰り返し、変化が落ち着いてきたら、もっと知りたいと思うものを丸で囲む
このカルテは学習が進むたびに更新していく
資料を整理する
技法:目次マトリクス
見つけた文献全ての目次を集めた表
その分野でよく出るキーワードなどがわかる
同じようなことを書いている本がやたらとあることだとか、どれがそういう焼き直し本なのかも見当がつく
やってみたけど、目次に大したこと書いてない場合があって使えない
技法:引用マトリクス
他の文献を参照したり言及している部分をまとめた表
いろんな文献がこぞって取り上げている文献は、基本的な必須文献であることが見当つく
1つの文献から複数の文献を確保できる
技法:要素マトリクス
特に気になるトピックや概念について、それぞれの文献で何と言っているかをまとめた表
複数の見方を何度も突き合わせることで、誰かの受け売りを脱し、自分の見方と考えを持つ端緒が得られる