研究室配属後の意識と態度
2021/10/12
研究室配属は、講義の履修とは異なります。大学に入学したと同じくらいの意味を背負うような心持ちが重要です。
大学に入学するとたとえば理系や文系、その学科の特徴などがあると思います。こうした学科のコンセプトを自分の物にするべく活動するわけですが、研究室配属はさらにその中でより集中的に物にするテーマを背負うということになります。
インタラクションデザインに関係する情報に常に敏感になって、常々インタラクションデザインとはなにか?どういうあり方が理想であるかを問う姿勢が大事です。
卒業するまでの間に、インタラクションデザインの分野が、どういう研究をしているのか。あるいは企業はインタラクションデザインをどう製品に応用しているのか。そして何が理想となるのか。技術的スキル以外にも思想的な視座を持つことが求められます。
したがって、自分が行う卒業研究や修士研究以外にも目を常に目を向けながら「インタラクションデザインとは何ですか?なぜですか?」と問われたときに応えられるようになってください。しかも、それは自分なりの答え、定義、説明ができることが重要です。そして今後の自分の仕事や活動の中でインタラクションデザイン的な観点だったらこうやって解決するということを言える力を身に着け、専門家として振る舞えるようになることを目指します。