お金と人生のモチベの話
今の僕は28歳だが平均給与は超えている。多いとは思っていないが少ないとも思っていない。昔に月の利益150万とか経験してしまったので、もらえるならもっと欲しいとは思う。ただお金がそんな欲しいかと言われるとそうでもない。あの人が好きだけど付き合うまではいかないみたいな話かしら。
この微妙な気持ちがこのページの趣旨。論理構造もちゃんとしてない雑な文。オチはない。
自分は今エンジニアとして給与をもらっているが、会社を変えればもっと増えるだろう。同世代と比べればそれなりの実力はある。言い方を変えれば実力は低くはないが高くはない。そんな感じ。
まあでもエンジニアは好きでプライベートでもエンジニアのことやってるぐらいだから、需要は十分にあるだろう。
そもそもエンジニアをやるのは金のためでもないし、需要的に食いっぱぐれないからやってるわけでもない。ただ楽しいからやっている。なので別に食いっぱぐれても良いと思ってる。食いっぱぐれたらそのとき考える。
それで言うと僕はエンジニアをやっているから収入が低いとも言える。やっぱり自分で事業をやるのは収入が数倍良い。僕の場合、桁違いに稼げるとは言えず4,5倍と言ったところだが。でも事業よりもエンジニアを選んでやっている。楽しいから。だから多少の不満はあっても、トータルで生き心地が良い。
微妙な気持ちなのは、この楽しさで昔みたいに稼げたらいいなというとこではない。その方法はある。が、試していない。
その試していないが原因。人生のモチベーションが無い。行動力が減った。
別に昔も稼ぎたいから事業してたわけではなく、自分の能力が噛み合いまくって稼げる力があった感じ。でも人生のモチベーションはあった。
どこかに落としてしまったというより消えてしまった。25歳のとき金も時間も友達も十分にあり、何も苦労することなく生きていた。そこで「人生満足した」という瞬間を味わい、そこから余生という感覚になった。
その瞬間というのはちゃんと存在して、昔住んでた街に行ったときに、ふと自分が住んでたアパートを見に行った。懐かしいななんて思いながら、そこから昔通ってた駅までの夜道を歩いていたときに、「あー、おれ明日死んでもいいや」という気持ちが降りてきた。あのときのあの感覚は忘れられない。人生の転機とはこのことかと。
「稼ぎたい?」という問いには「YES」と答える。でも今の日常を変えたくない。今が十分に楽しいから。会社も好きだから転職も考えていない。なので会社をクビになったら、なにか変わるのかもしれない。クビにはなりたくないけど。
ただ自分で事業をもう一回やりたいと思ってる。それは金のためでもある。やっぱ金稼ぎたいという気持ちはある。稼ぎたいというより昔の自分より稼いでいたいという気持ちかもしれない。
この気持ちは厄介で永遠に稼ぎ続けなければいけない。しかも微増ではなく、それなりの差額が出るように。この気持ちはどうやったら晴れるのかはわからない。ただ今はこの気持ちを失うのも良くないとおもうので、ずっと悩み続けている。
自分は良くも悪くも欲がない。これは稼ぐ前からで稼いでもお金を使わなかった。何も生活が変わらなかった。失う恐怖とかで使えなかったとかでもない。使う気力が起きなかった。というより稼ぐってこんなもんかみたいな感じだった。
金銭欲やお金を消費する欲があれば、それがモチベーションになるのだろうが、そういうこともない。着火剤があっても湿気ってるかもしれないが、湿気ってるかどうか判別するのに着火剤がほしいとは思う。
そんな感じで自分の気持ちを細分化しようとしている。その一端がこのページ。なので結論はない。
お金余ってる人いたらください。
追記
5000兆円あったらどう生活が変わるか想像する。5000兆円だと世界変わりすぎるので1億とか現実的な数字で考える。
今の生活の何を変えるか。
まず会社をやめるか。やめると思う。理由は拘束時間。会社は楽しいけど拘束時間は多い。月160時間は多すぎる。
稼働を減らす選択肢もあるが、それならやめていいかなと思う。迷惑のほうがかかると思うから。迷惑かけてもいいと言われても、自分が嫌なので断る。無価値の提供は好きじゃない。ビジネス好きな人間はみんなそうだと思う。
じゃあ時間が取れるようになったらどうするか。ここでぱっと答えが出なくなる。一つはやりたい事業があるからそれをやる。けど中途半端な気持ちでやると思う。熱がそこまで入らない。
よく「お金あったらやりたいことがあるなら今やりなさい」なんて言うけど、そんな感じだからやるにやれない。多分今会社で働いてるのと楽しさそんな変わらないんだろう。というか熱があったらすでにやっている。もともとやってた人間なんだし。
あとは漫画が大好きだから漫画読み干したり、経済の勉強したり、エンジニア関連を自由にやったりしたい。結局趣味の範囲で収まることだし、趣味の範囲を越えようとも思わない。漫画読み干しても漫画のコラムニストやるとか、なにか昇華させる気は一切ない。好きなことを仕事にするは十分やってきたし、その弊害を知ってるからかもしれない。
逆に堕落した人生を過ごすかと言われたら多分そうでもない。稼いでも変わらなかったように。例えば15歳ぐらいから自主的に筋トレしてるけど、稼いでる時代も含めずっと継続している。そんな感じで生活ルーティンは変わっていない。食事も金があってもなくても自炊がメイン。金がない大学時代のほうが暴飲暴食していた。他にも性欲もない。十分経験して十分満足した。睡眠欲もない。今は8時間ぐらいだが、ずっとそれぐらいでいい。
僕の人生の満足度ってそんな高くはないんだと思う。すでに満たしているんだと思う。それは悲しいとも言える。
悲しいと思ってるから覆したい。余生ではなく第二章が欲しい。
最後にここのページでは触れていないが5年前から法人をやっている。そこのモチベは高い。ただ感覚的に本質とずれそうなので触れていない。1億あっても法人は続けるし、今より稼働時間増やすだろうけど、かと言ってガッツリやるかと言われたらそこまででもない。好きなんだけど、熱量が難しい。